なにも感じられないよ苦しみたくなかったの。
でもあなたのいない景色はこうも
色褪せて、
なにも感じられないよ。
選んだのは私なのにね。
私は貴方を愛しているのでしょう。
これ以上貴方が私に触れたら
私はあなたの永遠を
欲してしまうかもしれないほどに。
だから私が貴方を愛しているうちに
お願い、逃げて。
月は今宵も沈み、
太陽は明日も登り時を刻むことでしょう。
貴方は明日には私を忘れてしまうかもしれませんが、
それでも私は
貴方を愛さずにはいられないのです。
私にはどうしても伝えることが出来なかった。
伝えて消えてしまうくらいなら、
いつまでも貴方を思い続けていたかったの。