◆
更木と一角と弓親
「え、一角が行くのかい?ずるいな」
「隊長に頼めば良いんじゃねぇのか?」
「ダメダメ。今回は隊長が口を出せるような相手じゃないからね」
「ほー」
「あ、隊長!虚圏でなくした隊長羽織りを十二番隊がもってきましたよ」
「あぁ?知るかよ」
「うわっ」
「汚いだろ。ていうかね、一年以上も経ったものを届けて、あまつさえ、僕に綺麗に好きの僕に託すなんて頭が沸いてるんだよ、きっと」
「おぅ…」
「一角!行くぞ!」
「いってらっしゃい」
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