世界設定等の詳細


 基本的に主人公視点で、たまに他者視点が入ります。

※カップリング傾向。

 闇の精霊(デュラクル)×主人公(レイン)

 他のカプあり。基本的に闇の精霊たちは主人公に超好意的(ラブではなくライクの意味で)。他の精霊は寄せ付けない鉄壁のカード。




【世界設定】

 精霊界と人間界が存在する世界。精霊界は不安定な空間に存在しているため、火・水・土・風・光・闇の精霊王が結界を張り、世界を安定させている。

 それでも、小さな綻びが出てしまうため、精霊たちが見回りを行い見つけ次第塞いでいる。綻びをそのままにすると、人間界にも影響が出てしまう(自然災害や魔獣の出現など)。
 
 低位の精霊は人間と契約することで力を強められるため、積極的に契約をしに降りてくる。しかし、力が弱く精霊界と人間界の境を越えられないため、精霊の儀式が執り行われ二つの世界が繋がった時にしか降りられない。

 高位の精霊は自分の好きな時に人間界に降りられるが、人間と契約したところで力があがるわけではないためよほど気に入った相手でない限り契約しようとはしない。なので、高位の精霊と契約している者は珍しい。



【精霊について】

 精霊は六種類の生命の樹から生まれる。初めから高位の力を持って生まれる者もいれば、下位に生まれる者もいる。同じ枝から生まれた場合、兄弟となる。滅多に同じ枝からは生まれないため、兄弟がいる精霊は少ない。また、親子という概念はない。

 精霊の寿命は高位になるほど長くなる。死という概念はなく、還るという表現が用いられる。姿を維持できなくなった精霊は生命の樹に還り、また新たな精霊が生まれる。新たな精霊は前の精霊とは違う存在と認識されている。

 唯一、次元の狭間に引きずり込まれた精霊は生命の樹に戻れず、消滅してしまう。精霊としては、これがもっとも忌むべき末路。

 低位の精霊は人間と契約することが多いため、人間の性格について熟知しているが、滅多に契約することのない高位の精霊は無知な者が多い。なにが善でなにが悪なのかわからないため、色々と面倒事を起こす。

 高位の精霊と契約した場合は、学園も目を光らすことに。場合によっては国の監視下に置かれることもある(よほど強大な精霊の場合)。

 ちなみに精霊がどの属性なのか見分けるためには、力を使わせるといい。火の精霊は炎を纏うし、水の精霊は水を、風の精霊は風を、土の精霊は土を、光の精霊は光を、闇の精霊は闇を纏う。

 そのため、髪や目の色に属性別で統一されているわけではない。デュラクルが黒髪黒目なのは、たまたま。

 精霊は一人、二人、ではなく、一柱、二柱と数える。




【主人公の住む国と周辺の国】

・フォルシェル国

 主人公が暮らす国。十数年前に起こった精霊界が原因と思われる自然災害によって、国力が低下するも、災害の際に亡くなった国王のあとを継いだ王太子の尽力により数年で復興を遂げる。それでも貧富の差は激しく、新国王の悩みの種となっている。


・レガート公国

 フォルシェル国の南側に位置する。国土はフォルシェル国の半分しかない。周辺国家の中で、もっとも精霊信仰が激しい。精霊と契約している人としていない人とでの貧富の差が激しい、というかもはや差別的。

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