番犬で会話文・2


「異世界番犬ライフ」でのクリスマス会話文です。受けっ子にミニスカサンタ服を着せたい話です。


◇魔王様×ナツ


「……色々とツッコミはありますが、なぜ異世界にサンタ服?しかも、女の子用?」

「着てくれ(目をキラキラさせて)」

「異世界でもクリスマスってあるんですか?」

「くりすます?この服は、とある民族衣装だ。なんでも、一年のとある祝日に全員でこの衣装を着るらしい」

「え、男の人もこれを着るんですか?」

「老若男女問わずだ」

「民族衣装……(そう思えば意外といけるかも?)」


結果→民族衣装なら……と着てもらえた。




◇キース×アキリ


「ちょ、アキリ!なんて格好してるの!」

「は?普通の民族衣装ですがなにか」

「だ、だって、そんなに足を出して……!」

「陛下からいただいたものです。なんでも、視察に行った際、城で働く者たちへのお土産として買い求めてくださったようで。もちろん、あなたのぶんもありますよ」

「え゛、俺のも……?でも、これはちょっと」

「陛下からのお土産です。着なさい」

「あー、ええと、もったいないから部屋に飾っておくよ」

「ふむ。それはいい心がけですね」


結果→すでに着ていた。


※この日、魔王城で働く者たちは真っ赤な服を着ていたそうな。「小さな魔物は可愛かったけど、門番さんは直視できなかった(ナツ談)」

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