log ←new old↓ 「ラブレター貰ったんだけど、返事ってどうしたらいいかわかんない。ボクも好きです?愛してます?何て書けばいいのかなグリーン」 「なぜ俺に聞く」 「そりゃグリーンモテるから慣れてると思って」 ペンを片手にそんな事言うこいつは先ほどラブレターを貰ったばかりで。正直付き合う気が無いなら返事なんか必要無いのになんて思う、が。 「え、付き合うよ?」 …なんて断言しやがった。 「お前…俺という恋人がいながら浮気か」 「えーたまにはボクだって女の子にモテたいし、てかお試し期間だよ、お試し期間」 「はあ?」 「暫く付き合ったら別れるからご心配なく」 不敵な笑みを浮かべるレッドは返事を書かない俺よりタチが悪い。やれやれと溜め息を吐き項垂れると唇に軽く口付けられる。 「だってオレにはグリーンだけだもの」 嗚呼そうだな、俺もだよ。そう言う代わりに、目の前の身体を押し倒した。 ×
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