「レグルスくんと、私が結婚して子供が生まれたらどんな子だろうね?」
「…随分と先の話だね」
「うん、でもその前に、レグは私と結婚してくれる?」
「望むなら誰が反対しようとも全力で力を尽くすよ」
「ほんと?じゃあそこそこ期待しとく」
「…(そこそこ…)」
「話元に戻すよ?私思うんだけどね、レグそっくりの子供なら、すっごく可愛い子になりそうだなぁ〜特に小さい時!レグがまだ一年生だった頃、本当に本当に可愛かったもん。
あー、レグルスの頑張り次第で、可愛くて幼いレグをぎゅってできる日が来るのかぁー…あ、でも私の子供でもあるんだよね?顔だけ良くておバカだったらどうしよう…世の中顔だけじゃやってけないもんね、大きくなったら苦労するだろうから、勉強だけはちゃんとさせよう!
でも女の子だったら、いい嫁ぎ先あるよね、何てったって顔レグルスだもん!」
「………」
「あと、あと、ママだいすきって毎日言われたい。そしてありがとうって言って、たくさんキスして毎日甘やかして育てないなぁ
そしてたくさんの人から愛される子になってもらいたい。だからすっごく優しい子なの!そしてー…」
「……はぁ…」





彼女の妄そ…もとい、未来の話はまだまだ続くと確信し、彼女にばれないように、レギュラスはため息を小さくついた。



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