「レグー私もう駄目なのー」

ふらふらと羽ペンを握り僕のところに駆け足できた彼女

「どうしたの?」
「もー頭くらくらする。テストやだもうやらなくていいよ」
「でももう終わったよ」
「再来年またあるじゃんー」
「勉強すれば大丈夫だよ、ほら、おいで」

いつものように僕の膝に座り、顔を肩に乗せる彼女の頭を撫でる

「うう…」
「明日はハニーデュークスのチョコとバタービール好きなだけ飲んでいいから」
「ほんとにいいの?太っても怒らない?ぶにってした私のお腹愛せる?」
「……うん」
「…レグ素直すぎだよ」
「ごめん…」
「いいよ、私も太った姿レグルスに見られたくないしやだもん…じゃあ明日はたくさん遊ぼうね」
「うん」




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