「あっ…きゃあ!」
「アゲハ、ほら、ご主人様って呼んでよ」

感情や感度で動く猫耳と尻尾を付けたアゲハをベッドにうつ伏せに寝かせ、レグルスもベッドに上がると柔らかいマットに体が吸い付くように沈んだ

スカートから覗く尻尾を強弱つけて握れば、腰ががくがくと痙攣し力が抜けて息が上がる
言葉で煽るように攻め立てれば、アゲハは涙目で催眠術にでも掛かったかのようにレグルスの言うことを聞いた

「ご、しゅじ…ん、さまぁ…」
「ん?滑舌悪くて何言ってるかわからないよ」
「っだって…しっぽ、掴むからっ…声、出なくなっちゃう」
「じゃあこっちにするよ」

レグルスは尻尾の付け根からお尻までを何度か撫で、やんわりと掴む

「あんっ…!」
「気持ちいい?ほら、もっと気持ちよくしてあげるから足開いて」
「い、やぁっ…」

アゲハの秘部は自分でも分かるほどとろとろと愛液が溢れ、下着もぐっしょり濡らしていた
愛撫が始まってまだ間もないのに、と
アゲハはこの事をまだレグルスには知られたくなくて頑なに開く事を拒んだのだった
レグルスはそんなアゲハの耳にキスをして囁く

「ご主人様の言うこと聞けないの?今日は僕の愛猫になるんじゃなかったの?」
「っ…いじわる…」

先ほど今日は好きにしてと断言したばかりで、レグルスの言葉には逆らえない
文句を言いながらも意地悪を言えばおずおずと足を開き、レグルスの手が秘部に忍び込む前に自ら下着を脱いだ

「…今日はやけに大胆だね」
「さ、サービスよ」
「そう」

頬を真っ赤に染めて膨らませて威張るアゲハが新鮮で可愛くてレグルスは思わず笑ってしまった

「わ、笑わないで」
「ごめん、アゲハ可愛すぎるから…」
「…っ、照れる…」
「そう?」
「レグルスだってかっこいいって言うと耳真っ赤にして照れるじゃない」
「…そうだけど…言ってくれたのがアゲハだからだよ」
「…ほんとに?」
「うん」

話をしながらそっとアゲハの内股に手を伸ばし、リラックスさせる
レグルスの熱を持った手のひらにピクピクと感じながら身を委ねた

「今日は…すきにしていいって言ったもんね…」
「思い出した?」
「ん…あんっ」
「もうだいぶほぐれてるよ」
「あっ…や」

ぴちゃぴちゃとレグルスの指に絡み付きいやらしい音を出す愛液
目を瞑り愛撫に耐えていたアゲハはうっすら目を開けると、レグルスの手が自分のスカートの中で動いているのを見てしまった

「っ…!!」

思わず目をキツく瞑ったが脳裏に焼き付いた光景
顔から火が出るほど恥ずかしがったが、それ以前に少しだけ興奮してしまった

「レグ、ルス…もっと」
「…いいよ、ちょっと早いけど…」
「ん、あぁっ…きてぇ…」

何度かスライドさせ、ゆっくりと秘部に埋める

「ああぁっ…」
「はぁっ、ん…アゲハの中熱い…」
「あっ…や、やっ…」

膣の中で脈を打つ熱い肉棒が動く度、鳥肌が立つ。アゲハはざわざわとした不思議な感じが指先の神経まで伝わると生理的な涙を零した

「アゲハっ…気持ちいいっ?」
「ん、き、もちいっ…あっ、あぁ」


くちゅ、ちゅっ…ぷぢゅ

膣にちょうど良くフィットし、リズミカルに動くとアゲハは膝をガクガクとさせながらのけぞり絶頂を迎える

「あっ、はぁ…はぁ……や、ちょっと待ってっ!」
「ん…ごめん。僕も、もうっ…!!」
「あん、や、やっ、あぁっ!」

締められた膣により刺激されたレグルスが早く腰を動かすと、絶頂を迎えたばかりのアゲハの膣は再びきゅぅと締まり、浅い絶頂を細かく迎えた



痙攣しているアゲハの足を楽にさせ、後処理をしてから自分もベッドに寝転ぶ
力無く眠りについたアゲハの頭に視線を移すといつの間にか猫耳が消えていた
まさかと思い、お尻に手をやると尻尾も消えていた



「…やられた…」

リーマスがアゲハに掛けた魔法は、本人がセックスで絶頂を迎え、満足すると消える。というハロウィンに発売された大人向けのアダルトグッズだったのだ

魔法を掛けられた本人が満足しないと5日はそのままの状態だと先輩が話していたのを聞いたことがある
明日、アゲハが何もない状態だと兄達にまたからかわれるんだ…


レグルスは深いため息を付いたのだった









人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -