8月配布したペーパーより





川中島の戦いで政宗との戦いに敗れ、倒れる幸村
二人の間で決着が付くかと思われたが、その矢先、豊臣により包囲される。
「Coolじゃねぇ」
宿命の相手との決着を邪魔された政宗は、豊臣を倒そうと挑む。
「政…宗…ど、の」
倒れている幸村の元に佐助と忍隊が現れた。
「あ〜あ。派手にやられちまって」
忍隊に肩を貸して貰い、やっと立てる状態の真田は、そのまま意識を無くした。

※  ※  ※  ※  ※

「ここは…」
目を覚ました幸村。気が付くと、自室だった。
「あ、起きた?」
薬箱を持って、佐助が近づく。
「怪我は大した事無さそうだけど、一応手当てするから、じっとしててよ」
幸村の頭に包帯を巻いていく。
「俺は…負けたのか…」
「完っ璧、負けだね。本当だったら今頃死んでるよ〜?」
いつものように茶化して言う佐助
「すまない…俺はまだまだ未熟だな…」
「……次は、勝ってくれよ…旦那」
「本来なら次は無い…。しかし、こうして俺は生きている。…次は、勝つ。お前を置いて先に死ぬ訳にはいかぬからな」
「本当、頼むよ?俺様職失っちゃうからさ〜。ほんと、…心配したんだぜ…」
これは戦だ、。負けたら死ぬのが当たり前。でも、心配で仕方ないのは、二人が主従以上の関係だからか。
そっと抱きしめ、軽い口付けを。
「んっ…だん、な……って、…何処触ってんの」
背中に在った手は下がり、佐助の尻に置かれた。
「すまん、つい」
先程までの空気は何処へやら。笑顔でそう答えられた。
「すまんじゃないでしょーが!怪我人は大人しくしてろ!…包帯、上手く巻けないだろ…」
「佐助…」
愛しくて、今度は強く抱きしめる。
「心配かけてすまない」
「…うん」
「好いておるぞ」
「…うん」
ごそごそ
「旦那…」
「うん?」
「…雰囲気が台無しだろ」
ばき

その後、佐助の身体を弄った結果、腕の怪我が増えたとか。








8月のイベントで配布したペーパーより幸佐小説
アニメ弐(1話)からの妄想(笑)

拍手文期間10/09/07〜10/10/31











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