みをつくし料理帖シリーズ






高田郁さんの人情時代小説。

知ったのはmixiのコミュニティでした。
あの頃は食堂かたつむりを読んだあとで、料理が出てくるほのぼのした小説が読みたかったんです。
そんな時に出会ったのがこの作品。

・八朔の雪
・花散らしの雨
・想い雲

現在三冊まで発売されています。
時代は江戸時代。
時代小説ですが、堅苦しいことは全くなく、寧ろ下町の人情を描いた柔らかい作品なので、軽く読めます。
読みやすく、それでいて奥深い。
主人公の性格が兎に角好きです。
艱難辛苦の人生を送っていても、少しの幸せで人はちゃんと生きていける。
色々なことを学ばせてくれる作品です。

そして主人公が作る料理がどれも美味しそうで、お腹が空いている時に読むとちょっとした苦行です(笑)
蕗ご飯、とろとろ茶碗蒸し、心太、忍び瓜、ありえねぇ……など、庶民的で暖かいご飯が一杯です。
江戸っ子の食事事情が分かりやすく書いてあって勉強になりました!







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