※R18









「っう…!あ、あぁッ…く…」
臨也の秀麗な顔が歪められたのは悦楽からか、過ぎる快感に苦痛を感じてのことかどちらかはわからない。
長らく機械的な振動に弄ばれた胸の突起はもう痺れのような感覚しか湧いてこないが、薬に翻弄された身体はそれすらも刺激にすり替える。

加えて男は滑るように臨也の腹部に手を這わせると彼のズボンを引き下ろし、下着越しに自身へと愛撫を始めた。
「臨也、君はどこも綺麗だ…」
「ア、…っ!ダメ、やだ、あ…っふ…ッ」
ゆるゆると握り込まれると無骨な男の指の感触と共に布に擦れた刺激が一気に臨也を襲う。
しかし彼に抵抗出来る術などなくただ与えられるままに甘受するしか道はない。

甘く艶やかな喘ぎに気を良くした男が下着を引き下ろすと臨也の自身は既に反応を示していた。

「…ッここも、綺麗だ…」
薄く色付いて蜜を零すそれを見た男は酷く興奮を覚えたようで、掠れた声で呟く。そして男は臨也の細い脚を片方持ち上げると倒錯的な程に白い内腿に口付けて戸惑いなく自身を口に含んだ。
「ひ、あ…ッん、あっ…はぁ…!」

最も敏感な部位が生暖かい感触に包まれる感覚は臨也の背筋に震えを走らせて、喉奥から悲鳴じみた声が零れる。
「ヤ、や…っめ…ンン…ッふ…〜…っ!…」
薬の効果は覿面に現れているらしく、男がその口内で少し吸い上げて先端を舌で抉っただけで呆気なく臨也は達した。

それを一滴も零すまいとするように喉を鳴らして飲み込んだ男の表情は歪んだ笑みに満ちていたが臨也にそれを嫌悪するだけの余裕はない。
「…はっ…ぁ、は……ッン…む…」
一度達しても強力な淫剤による効果は薄れることなく、それどころかより一層激しく彼を苛んでいたからだ。

無理矢理に口付けられて口内に広がる青臭さに顔をしかめても、相手に舌で擽られれば快楽を拾ってしまう。

慣らす為にと男が秘めた蕾に潤滑剤をつけたグロテスクな形状の玩具を押しつければ、そこは臨也が望むも望まざるも誘うように吸い付いた。
「い、た…ッあ、く…ッぅ…」
本来受け入れるべき器官ではない蕾は玩具が押し込められれば痛みをもたらす。
しかし、それすらもすぐに自分を高める材料となって、臨也はただひたすら自らの身体の浅ましさを呪うしかなかった。










玩具使いを上手く書ける方を尊敬します…orz








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