スイミングスイスイ1

与「あゆ兄、助けてくれ」

歩「どうした与人?珍しいな」

与「もう頼れるのはあゆ兄しかいないんだ!」

歩「俺に出来ることなら協力は惜しまないから言え」

与「鶴たんがカナヅチな件について」

歩「なん…だと?!」

与「俺が教えても駄目だった。鶴たんに上手く力加減教えたのはあゆ兄だ。あゆ兄しか頼れない!」

歩「よしキタ任せろ」


と、言うわけで会長宅の室内プールに生徒会メンバー集合!


麗「って何故俺の家なんだ」

歩「学園のプールは大会が近い水泳部が使っている。会長の家のプールなら広いし人目を気にせず練習出来るからだ」

麗「ご丁寧な解答ありがとうよ」

歩「またお礼に人参三昧弁当を作ってやるから」

麗「それは要らん。礼はいいから好きなだけ使え」

歩「よし、みんな!ビーチボールで思いっきり遊ぶぞ!」

麗「いや、寺島の特訓をしろ!」

鶴「会長、良いんです。みんなが楽しければ僕は一生カナヅチでも、グスンっ」

麗「泣くな寺島!俺がみてやるから!泳げるようにしてやるよ!」

鶴「ありがとう、ございます」


と、言うことで特訓開始。


麗「もっと力抜け。そうそう、膝じゃなくて太股から、離さないから力入れるな。ヘソを見ろ……寺島!息苦しかったら顔をあげろ!死ぬぞ!」

歩「いち、に、さんのリズムで顔を上げろ。んで人魚になったつもりで。水は味方だ」

麗「どういう例えだよ」

鶴「あぅ、あっ、いっぁ!かい、あぶぶぶ」

麗「脚つったのか!掴まれ!……休憩だな」

鶴「会長、すいません」

麗「気にするな、それより脚大丈夫か?」

都「麗緒と鶴さんいつ見ても絵になるねーウラヤマシイ」

与「会長裏山会長裏山会長裏山ギリギリギリギリギリギリ以下略」

輝「暇ーつまんなーい」





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