副将・金沢VS三六(後編)

R『ぐふ、げっふしょい!……あー、ただいま。風邪気味なんだけどどうしようか』

三「ほんと君って唐突だよね…」

金「お、触覚がしおれた」

三「金沢うるさいよ」

金「またピンと立った。その触覚どうなってるんだ?触っていい?」

三「ダメに決まってるでしょ」

R『お二人さんじゃれるなら質問終わってからにしなよ。三六は秋川の、金沢は松下のいい所を言いな…けほ』

金「ダメに決まってるんだ?(動物の尻尾みたいに神経が通っていそうだな)……ん?松下部長の良いところ?無駄に勘と運が良いところだな、何度か頼って助かってる」

三「………湊史のいいところなんてないよ。まず探す事が困難だ」

R『ぶえっくしょいちくしょう!…はい、次。自分のコンプレックスを言いな』

金「……特に無いな」

三「……………………身長」

R『ぶっふ……何フェチ?……ごほっ』

金「フェチも特に無い」

三「うなじ」

R『さて、メインイベントだよ。けふけほ、性感帯は何処なのかお互いに触りあって確かめてみようか。色気みせなよ…』

金「三六さん、触ったらダメな触覚を触ったらどうなるんだ?(堅いと思ったけど、意外と普通の髪だな)」

三「っ、普通の髪の毛なんだからどうもならないよ」

金「ふーん……三六さんの性感帯は触覚、僕の性感帯は手。触る問題はこれでクリアって事で良いだろ?色気は、どうしようか三六さん」

三「マッサージとかストレッチとか耳に息を吹きかけたり、首触ったりしてればどうにかなるんじゃないの」

金「……マッサージだな、どこ凝ってる?」

三「…肩でいいよ」

金「そうか、ちょっと失礼……痛かったり弱かったら言ってくれ」

三「分かった。ん………あ、そこ」

金「ん……ここか」

三「そう、あ…ばか、もっとゆっくり」

金「このくらいか?」

三「君、上手いね。あ、あ、あー…」

金「それはどーも。R・K、色気は出したしコレで良いだろ?」

R『げほ、げほ!……金沢少年、三六のマフラーの隙間から手を突っ込みヤらしい手付きで撫であげてみな』

金「ヤらしい手付きって、」

三「ひっ!」

R『…あはは。………さて、質問は全て終わったよ…げほ…感想いいな…ごほ!』

金「三六さんの触覚が神秘」

三「僕は一生分の恥をかかされたよ…」

R『ここから先は好きにするといい。じゃあね。あー………手が、真っ赤』

金「ははは、お疲れ様。放送終わったし戻って……扉開かない。三六さんどうしようか?」

三「お疲れ様。そんなの、スマートにぶち壊してしまえばいいんじゃないの?金沢は危ないから離れてなよ」

金「(ぶち壊しがスマート?)あぁ、頼む」

三「よっ、と!………開いた」

金「……ありがとう三六さん」

三「どういたしまして」


扉を蹴り破り二人退室。それにより、引き分け…?





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