ただ伝えたくて、
「栗宮、さっきの見たか?」
『日向くん!お疲れ様!』
栗宮の側まで駆け寄ると持っていたタオルで汗を拭ってくれた。
「っ…さんきゅ」
自分の顔、ぜってぇー紅いな
なんて思いながら拭ってくれた栗宮の腕を掴んだ。
「栗宮、体育祭終わったら…話あるから待ってろ」
ただ伝えたくて、
「好きだ」
end
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