『すみません、お呼びたてしてしまって』







大きな身体に驚きながらも
彼女は笑顔を向けた。






『あ、』







と、彼女の手が伸びてきて
頬っぺたを触られる。







『クリーム付いてますよ』







一生懸命背伸びしてたとか、自分や店のものでない別の甘い香りがするとか…とにかく可愛かった。








「また、来てね」






ポンと彼女の頭に手を置いた。





















「いらっしゃいませ」








今日も彼女はやってくる。







来るたびに二人の距離も縮まる。














END

top





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -