ユウジの....。 | ナノ
※白石が変態です。
(キモい白石→キモ石)




「白石!危ない!!」
と謙也の声と同時に大きな衝撃音がした。


「....し!..らいし、白石!!」
誰かが呼ぶ声に白石は目を覚ました。
「....、謙也か...?」
「やっと、起きたな!!心配してたんで!」
白石はベンチに寝ている状態から体を起こした。
「...?俺、何してたん?」
白石は周りをキョロキョロし、首を傾げて傍にいる謙也を見た。
それに謙也は呆れたように答えた。
「何してたん?....ちゃうわ!俺とシングルスしとる時にお前がボーっとそっぽ向いてたから、俺が打ったボールがデコにヒットしたんや!それで部室に運んで今に至るっちゃー訳や」
謙也の状況説明によって、白石は先程の出来事を思い出した。
「あー、せやった。思い出したわ。すまんな、心配かけて」
眉を八の字にし、白石は笑って謝罪をした。
「はぁー。どないしてん?最近ボーッとしてばっかやで。らしくないな〜」
「...気になんねん....最近」
「は?何が?」
「ユウジや....」
「.....(何か嫌な予感)」
白石はカッと目を見開いた。
「ユウジの太腿と腹や!!!!」
「(やっぱり!!).....白石、キモいで」
冷めた目で白石を見るがそんなことはお構いなしに白石はペラペラ話し出す。
「ユウジがな、ラケットを振る時や、走る時なんかな、太腿や腹がチラリと見えんねん!!!!ほんま絶頂や!!」
「....キモ」
「へ?」
後ろから声が聞こえたと思い、振り返ったら救急箱をもった小春とその後ろにユウジがいた。
「ゆ、ユウジ...」
「あら、蔵リン、起きたのね。もう大丈夫?」
「え、あ、あぁ、大丈夫やで。すまんな、心配かけて」
次は小春に謝罪の声をかけると、「ええわよ」といい白石の手当を始めた。
謙也は小春と場所を変わり、ユウジの隣に立った。
ユウジはと言うと、じーっと白石を見ている。
その視線に気付いた白石は目だけユウジほ方を見て、
「なんやユウジ。俺のこと心配してくれんのか?」
とイラっとする顔で言い放った。
「ちゃうわボケ、自惚れんな。俺は小春に手当されてるお前が憎いんじゃ」
キッと睨み言う。
「何言うとんの〜。ユウくん、保健室に救急箱取りに行く時、ずっと心配してたやないの〜
小春の言葉にユウジは顔を真っ赤にする。
「ししし、し、心配なんてしてへん!!!!!ほんまにしてへんからっ!!!!ちゃんから!!!!!!」
「焦り過ぎやで、ユウくんw」
「こ、小春ぅ〜」
ユウジと小春のやり取りに白石はフルフルと震える。
「ユウジ!!心配してくれてたやないか!!照れ隠しか?!かわええなぁっ!!!!」
と、あっという間に手当を終えた白石はユウジに飛び抱きついた。
「は、離れろや、白石!!!」
「はぁ、はぁ、ええ匂いやで、ユウジ」
「ひぃっ!!!」
クンクンと匂いを嗅ぎなから、太腿に手を這わせて荒い息の白石にユウジは無理やり引き離そうとするが力の差的にそれは無理な事で...。
「小春ぅ〜!助けて〜!!」
「あら、2人ともラブラブねぇ

「....(俺、完全に空気やな...。光が待っとるし練習に戻ってええやろか...。)」

















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謙也、乙!!!!!!

初の小説がこれです/(^o^)\
オチなしw
初々しい+変態白石が書きたかっただけですw
次はもっと変態さんな白石を書きたいw


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