真月零05
(あっ…さっき捨てたメモ、まだ書き写してなかったような……あれ?このゴミ箱に捨てたはずなのになくなってる……おかしいな、他のゴミ箱かな)

(どこにもないや……まあ、そこまで重要なこと書いてたわけじゃないし、いっか)

(…………)

(あ、また捨てたばかりのゴミがなくなってる………なんでかな、なんか怖い)

(そういえば、最近あんまり使わないやつとかいらないやつだから気にしてなかったけど、やたら物がなくなるような)

(……寝よう)

(………あ、れ?なんか身体の上、重たいもの乗って…………誰か、いる?)



「あっ!目が覚めちゃったんですか、なまえさん」
「しんげつ、くん」
「もう、ダメじゃないですかぁ……せっかく寝ている間に処女を頂かせてもらおうと思ったのに!」
「な、に……?」
「ふふふっ、可愛いなぁ。なにって、夜這いですよぉ夜這い!」
「よばい……」
「そーです!もう我慢できなくて、そろそろなまえさんの身体を頂いちゃってもいいかなって」
「や、いや……」
「嫌じゃないですよ!ぼく、すっごく我慢して、下着とかは盗らないようにしたんですよ?ご褒美くれてもいいじゃないですか」
「あたま、おかしい」
「なんだっていいです。さあ、なまえ、さん。ぼくに、処女ください」
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