真月警部01

「許さない、なまえ、君を、絶対に許すことはできない」
「な、に…?真月、くん?」
「君は私を裏切った、私はこんなにも君を大切にしているというのに。それなのに、私ではなく、あんな弱い男と」
「…しんげつ、くんじゃ、ない…?」
「私は真月だ、いつも君の傍にいる、真月零は私だ」
「ち、がうよ…。真月くんは、自分のことを私なんて呼ばない…雰囲気も、違うのに」
「私は、君の真月零だ。君の、君だけの、君のための……」
「……(こ、わい)」
「なまえ、なまえ、もう決して君を他の男の元へは行かせない。ずっと私と共にいよう」
「なにを言ってるの…?」
「わからないのか?なまえ…私は君を決して許しはしないが、けれど、君にもし贖罪の心があるのなら、私の妻としてずっと共にいてくれ」
「そんな、私、何もしてない…」
「私を裏切っただろう!私を……!…は、いや、君の拒否権など無いんだ、だって、これは罰なのだから」
「…!は、離し…あ、う…」
「ふふ、ははは」
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