喉元を抑えても(罪で滲む汗は止まらない) 息の仕方を忘れてしまいそうで 貴方と私の時間軸の違い 灰花 不甲斐ないや 紅く燃える背景と(小さな少女は同化した) 二つになれば、 時計が急かす 行方のないこの色情 貴方は笑っていましたね 言いたいことなど、(無理やり飲み込んださ) 解け出した極彩色の目玉 カリブーは呑気にヘラヘラと(異国へ逃げ出した) 魚の瞳は酷く濁って、(罪を無言で問いかけてくる) しょうがないじゃない、 言葉さえも、(街を汚す灰) 愛してるよの言葉さえも、(貴方を汚してしまうの?) 歪んで見えるよ、 終わりなど来なければよかったのに、 ああ、行かないで! 愛してるよ、ビビ 米津玄師――vivi 0574 Web Site Ranking |