BASARA-佐助(01/02)




今日は久しぶりに2人きりで出掛ける、いわゆるデートというもの
同居しだしてからは遊びに行ったりするのは友達と一緒とか、そんなのばっかりで
なんだかドキドキが麻痺してしまっていたけど
改めてデートって思うと新鮮に鼓動が高鳴っている


「ねぇ、」


だから今日は少し気合いをいれていつもよりも手をかけてお化粧中


「なに?佐助」


なのにどうしてさっきからあなたはじっと鏡の中の私を見つめて横やりをいれてくるの?まったく、
あなたの隣に並べるようにっていう乙女心を分かってよ


「なんかライン、いつもより濃くない?」
「こんなものですぅー」
「え、つけまつげなんていつもしないじゃん」
「いいじゃない、気分気分」


コラ、
お化粧中に腰にまとわりついてくるな


「俺様はいつもの感じがいいなぁ」
「え、似合ってない?」
「ううん…すごい綺麗だけどさ…」


うひゃぁっ、お願いだからお腹に頭ぐりぐりしないで
まつげがずれちゃうよ


「………………綺麗だから、だめなんだよ」





気づいてよ、乙女心(男心)
(そんなに綺麗な君を連れて外なんか歩きたくない)
(俺様だけのものでいてほしい)







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