あなたの笑顔が私を壊す。
あなたの声が私の心の檻を壊す。
あなたが他人と話すだけで私の心は醜く黒くなる。
あなたが私を狂わす。




「しょーちゃん」




あなたは、来栖翔が好きなのですよね。
諦めようとしました。
でも、あなたが私に笑いかけるから…。




「トキヤくん…辞めてください!!」


「いやですよ、私は四ノ宮さんを翔から取り戻すんですよ」




今日の為に手に入れた拳銃で翔を撃ち抜けば一瞬で死んでしまう。
あぁ、これで四ノ宮さんは私の物ですよね…?




「いゃぁあぁああ!! しょーちゃあぁあぁあぁあん!!!」




悲痛な叫び声を上げた四ノ宮さんの光の失った目に私は愛しさを感じた。



「愛してますよ那月…」






end
(理性はあなたに溶かされた)

back
(1/2)

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -