伍千年の夢




薄紅の吐息を零した君の白さ黒さを未だに私はしている

僕は精巧に造られた鳥籠で絶望を唄うカナリアを飼っている

流星を逐う少年はやがて星喰いの山猫と出遭い、いつの日にか

実験台に横たわる静謐なるの陰をうつした横顔は最早移ろわず

征服を願うあなたにねじ伏せられることをただわたしは希んでいる








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