ALL：INDEX 唇が無意識に形作る君の名が大層甘いものだから 蜃気楼じゃないかとおもうくらい君は眩しかった どうかおわないで、逃げるわけじゃないのだから さいごまで共にあれないのならなぜ俺に愛を教えた あなたに壊された心臓の責任をとってください。 群衆よ、目を逸らすがいい 輝くものは屈折している 約束が必要なのは裏切り者たちだけです 死に続ける恐怖をお前は知らない 本日より此処が世界の中心である。 エンドロールがまだみえない 惰弱なる愛ならば打ち捨てて 極上なる嘘ならば踊り狂って 死ねば終わりとお前は逃げた 世界のみた夢に溺れたんだね 選ばぬが故に選ばれた娘 あの丘で愛しい人は処刑される 少しだけ我儘だっただけよ、イザベッラ どうして人間が死に絶えないのだろう 人はそれをメシアと呼んだ シリアルはふやけちゃった ゆるやかにも重なる既視感 ラプソディが鳴りやまない 嘯くくらいならば沈黙して カナリアとカッコウの会話 初対面にてフォーリン・ラヴ いつか見たさよならみたいに なんと快い絶望であることか あなたの腕というこの全世界 こわすことだけが下手だった 食べられないものこそが大好物 野菜はきらい（あなたのようで） 可愛い、だなんて侮辱しないで じっくりコトコト煮込んだ憎悪 ジンジャーエールがしみただけ 溶け残るミルクポーションとわたしの類似性について 幸福が儚いことを誰もが知っている、なんて、嘘だよ 哲学のような音楽のような文学のような美術のような ハッピーエンドの裏側を覗き見したら世界を変えよう それって本当はもっと単純な言葉で伝わるもんですよ おたよりください、いつだって 分別ある五十年と莫迦げた百年 もう少ししたらかえりますから そのまま息絶えてはくれまいか 追伸、欲しいものができました 平たくいうと、口実です。 あなたへのすきだらけなわたし 愛情には辛すぎて、憎悪には甘すぎて すべてあなたの為の破滅願望 さよならの向こう側でいま夜が死んだ |