月渡しの扉


作詞・作曲 永塚 健登


月が陰っていく

儚い理想だけの過去

優しい日差しでも

明けぬ夜があるということ



赤い色

始まる午後に

さあ お次は?

白い雲

流れる暮れに

ああ 動き始める



眠りの奥にも

聴こえる足音

私を誘うよ

巡りの底にもまだ

時を重ねる



星は叫んでいる

咲かない微笑だけの今

優しい気持ちでも

明けぬ夜があるということ





浅い起草

離れる夜に

ああ 時を始める



失う幌にも

手を繋いだような

綿菓子

酷く脆い

なくした響きもまた

時を奏でる



人は憂いてる

切ない微動だけの輪を

哀しい瞳でも

見れぬ夜があるということ





月が陰っていく

儚い理想だけの過去

優しい日差しでも

明けぬ夜があるということ



星は試している

咲かない微笑だけの今

優しい気持ちでも

明ける物があるということ





月が陰っていく

儚い理想





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