は?ツンデレなんかじゃないから
「神楽」
「この神楽様を呼び捨てで呼ぶなんていいご身分アルな、このバカサド」
「仮にも彼氏に言うことがそれかィ?」
教室に入った途端彼氏である沖田に言われたのが先程の言葉。
「…何の用アルか」
「いや、大したことじゃねーけどよ」
「何ヨ?」
なかなか言わないサドにイラッとくる。
見つめあって数秒、
「うがあぁ!」
しびれを切らして叫んでみる。
「何アルか本当!男ならスパッとはっきりきっかりすっきり言ったらどうアルか!」
「俺の名前、呼んで」
「…は?」
ついに狂ったかサディスト。
「早くしろィ」
「あん?…サド」
呼んでやるとあからさまにため息を吐くサドにイラリ…
「何が言いたいネ」
「…俺の名前はサドじゃねーよ」
あー…
意図が見えてきたヨ
「しっかり名前、呼んでもらおうじゃねーか」
私が席に着くなりズイッと顔を近づけてくるサド。
ち、近い近い!
「離れろヨ!」
「じゃあ呼んで」
「ー…言ったらどくアルか?」
「もちろん」
と、言っても…
いざ、名前を呼ぶのはちょっとだけ、ほんの少し、0.000…1ぐらいだけ、
恥ずかしい。
「…沖田」
「それ、名字」
「〜っ!お前だって名前で呼んでないダロ!」
「ついさっき呼んだろィ」
「!」
「俺は言ったんでィ、俺だけ言うなんてフェアじゃねーだろィ」
名前を呼んだのはそういうことかああぁ!
ギロリと睨めばニヤニヤと嘲笑いした顔のサド。
「このっサドめ!お前なんか名前で呼ぶもんか!」
フイとサドから目をそらす。
「一回ぐれー、呼んでよ神楽」
ビクッ
耳元のサドの声と吐息に体が反応する。
「神楽、いいだろィ」
「…っやめ、」
今の私、真っ赤だ。
体が熱い。
ドクドクと心臓の音が頭に響く。
「ーっ…意地悪」
「名前で呼んでくれたら意地悪しないから」
「このっ…バカ総悟っ!」
するとサドは優しい笑顔を見せて頬にキスする。
チュッと言うリップ音をさせて
「良くできました。」
そう頭を撫でながら言われた。
は?ツンデレなんかじゃないから
オマケ↓
銀「あいつら、ここが学校って忘れてね?」
妙「邪魔しちゃいけないですよ先生」
銀「でも、もう授業が…」
妙「あら、この学校に授業が存在してたなんて」
銀「授業の存在を消すんじゃねーよ、一応やってるかんね!銀さん頑張ってんだからね!いつもあのケンカップルやらが妨害してくるだけだから!!俺は真剣にー」
妙「真剣にジャンプ朗読してますよね。」
銀「うるせーよ!ジャンプはなあ……」
新「先生、もう絶対この学校辞めます。」
fin
なんかもうグダクダですね♪( ̄▽ ̄)ノ″
みんなキャラ崩壊←
いや、ほんとすいませんでした!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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