執務後の、後ろから伝わる彼女の温度が好きだ。
戦艦である彼女は、私よりも背が高いものだから、包み込むようなそれが心地よい。

あ、駄目だ眠くなってきた。

瞼を閉じないように目を擦ると、くすくすと笑いながら白魚のような手で止められる。

「お疲れ様、提督」

ありがとう、陸奥。


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貴方は陸奥で『甘えてよ』をお題にして140文字SSを書いてください。
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