急転直下―意外な事実― (急に形勢が変わって、解決に向かうこと) 青天白日―よく晴れた日に― (よく晴れ渡った天気、隠す(疑われる)点が全くないこと) 五里霧中―すべては霧の中― (深い霧が五里四方にたちこめて全く方向が分からないような状態に陥ること、あれこれ迷って判断の全くつかないこと) 天変地異―足下がくずれた― (天変と、地震・水害など、あらゆる自然の異変や災害) 諸行無常―かわりゆく日々― (仏教において、万物は流転するものであり、永久に変わらないというものは世の中に一つも無いこと) 心機一転―みんなで笑おう― (何かがきっかけになって、望ましい精神状態になること) 人跡未踏―未知の世界― (今まで誰も、そこに入りこんだことがないこと) 意味深長―本当の想い― (表面上の意味のほかに、隠された特別なニュアンスが含まれていること、いみしん) 画竜点睛―さあ おしまいだ― (それが無いと完成したことにはならない、大事な最後の仕上げ) 夏炉冬扇―あなたはいらない― (時節に合わないで役に立たないもの)
天衣無縫―完璧なもの― (詩歌などが、技巧のあとが無く、完全である様子) 人間疎外―なんて馬鹿げた世界― (人間がつくり出したものが人間から独立して逆に人間を支配するようになること) 安心立命―すべてを知った― (天命を知って、いい意味でのあきらめの境地に達し、めったな事に心を動かさないこと) 進退両難―なにも出来ない― (進むことも退くこともむずかしい状態) 人面獣心―裏切り者― (顔は人でも心はけだもの同様であること、恩・情け・恥を知らない者をののしって言う言葉) 森羅万象―形在る全ての物― (宇宙に存在する一切のもの) 多情多恨―何事にも敏感― (物事に感じやすく、心に悩みが耐えない様子) 竜頭蛇尾―残念な結末― (初めは、すさまじい勢いだが、終わりは奮わないこと) 粒粒辛苦―懸命な努力― (細かい点まで非常に苦心をすること) 無理無体―何を言っているのだろう― (あきれてものが言えないほど、相手の要求が無理なこと)
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