今、俺は我慢の限界にある

こいつのことは高校のときからずっと気になってた

長年この気持ちを伝えることを拒んでいたんだがもう我慢の限界のようだ

「好きだ」

大嫌いだった

殺してやりたいくらい

なのに本当は違ったんだ

「俺は臨也が好きだ」

愛している

殺してやりたいくらい

信じられないとでもいうように大きな瞳を更に大きく見開いている

あぁ 可愛い

だがあいつから返事は返ってこない

考えているのだろうか

沈黙が漂うなか、臨也の顔はどこか寂しげに歪んだ

「大嫌いだよ、シズちゃんなんて。世界一大嫌いだ」

寂しげな笑顔を残すと人混みへと消えてしまった

臨也には好かれてる自信があった

告白したのは両想いだと思ったから

あれ、
おかしいな‥

なんで臨也があんなことを言ったのか分からない

混乱する頭で色々なことを考えていると、ふと一つの事実に辿り着いた

「あ、今日エイプリルフールじゃねぇか‥」

失敗したなぁ
と思いつつ、溢れ上がる感情を抑えながら臨也の後を追った





何気書きたくなったエイプリルフールw

まさかの告白ーぅ





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