水神×市
水神

【カップリングなりきり100の質問】 [1〜50]

1 あなたの名前を教えてください
「真の名は教えられん、人間からは水神と言われている」
「市といいます」

2 年齢は?
「さぁな。大体六百年くらいではないか?」
「旦那様、とても長生きしていらしたんですね。僕はこの前の正月で、十九を数えました」

3 性別は?
「……」
「え、えーと、旦那様も僕も男です」

4 貴方の性格は?
「知るか」
「だ、旦那様……僕はそうですね、男としての意気地が足りず弱いところがあります」

5 相手の性格は?
「市は弱くないだろう。俺よりも何倍も辛抱強い。それによく気がつくし、俺を立てる。よくできた妻だ」
「あ、ありがとうございます!旦那様は、そうですね。とっても優しくて、思いやりのある方です。少しぶっきらぼうなところもありますが、そこが可愛く思っています」
「……可愛いは余計だ」

6 二人の出会いはいつ?どこで?
「僕が生贄として、旦那様の元にお仕えすることになり初めてお目にかかりました。あれから四年も経つんですね……」
「これから何百年と共にするんだぞ。四年なんてほんの一瞬にすぎない」

7 相手の第一印象は?
「とても高貴な方だと思いました。本来のお姿も、人のお姿も」
「俺は特に。今回の贄は人間だと思っただけだ」

8 相手のどんなところが好き?
「やはり、お優しいところが好きです。神で在られるのに、僕のことも考えてくださって良くしていただきます」
「お前は俺の妻なんだから当たり前だろう。市は、どんなところが好きなんてものはない」
「あ……そう、ですか……」
「そうだ。全て余すところなく好きだ」
「旦那様……!嬉しいです」
「お、おい。泣くことはないだろう」

9 相手のどんなところが嫌い?
「危機感のないところだ」
「う、すみません……」
「俺が全力でお前を守ってみせるが、俺も守りきれない時は自身でやらねばいけないのだからな?」
「はい……心得ておきます」

10 貴方と相手の相性はいいと思う?
「良くなければ殺している」
「よ、良かった……」

11 相手のことを何で呼んでる?
「市」
「旦那様」

12 相手に何て呼ばれたい?
「今のままで充分です」
「俺もだ」

13 相手を動物に例えたら何?
「金魚だな」
「旦那様にはやはり蛇しかないと思います」
「実際そうだからな」


14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
「ぷれぜんと、とは?」
「志(贈り物)のことだ。俺はそうだな、その美しい黒髪に似合う簪を贈ろう。飾り部分は瑠璃が良いな」
「ぼ、僕は男子ですから簪は似合わないですよ」
「馬鹿を言え。お前に似合わぬ物などない」
「旦那様がそう言うなら信じます。僕は一度お屋敷を隅から隅までお掃除してみたいです」
「……それは、お前の願望じゃないのか?」

15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
「寧ろ頂きすぎているのでもう少々控えめにしてもらえたら有難いです……」
「何だと!?こっちはこれでも充分控えていると言うのに!もっと欲を持て、市。俺は市を百人程欲しい」
「百!?い、一体何の為に……最早嫌がらせではありませんか」
「褒美だろう!百人の市に埋もれてみたい……」
「(旦那様は僕に何を求めているのだろう)」

16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
「危機感が全くないところだ」
「こ、これからは気をつけます。僕はありません。あ……」
「な、何だ?不満か?不満があったのか?」
「いえ、不満と言うより……も、もっと御子を、授かりたいな、と」
「……それについては今後話し合いを設けるぞ」

17 貴方の癖って何?
「さあな」
「癖……恐らくないと思います」

18 相手の癖って何?
「市は笑う時、手で口元を隠すな」
「そうなんですか!旦那様の癖は、よく御髪を掻き揚げられますね。少しどきどきしてしまいます」

19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
「別にないな」
「僕もないです」

20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
「市は怒ったことはないな」
「旦那様は眠っている間に、部屋から出ると怒られます」
「いつも起こせと言っているのに起こさないからだろう!」
「ですが、良くお眠りになられている旦那様を起こすのは心苦しいのです」

21 二人はどこまでの関係?
「夫婦だ」
「はい」

22 二人の初デートはどこ?
「でえと、とは?」
「逢引きのことだな。同居しているから逢引きなんぞしたことはない」
「そうですね。あ、でも山で一番美しい景色が観られる場所にも連れて行ってくださいました」
「そうだったな」

23 その時の二人の雰囲気は?
「その時は、少し抉れていたんでな……」
「ああ、僕が自分勝手に拗ねていた時ですね。あの時は気を遣わせてしまい申し訳ありませんでした」
「違うだろう!あれは俺が悪かったんだ。お前は悪くない」
「……そうでしたか?」

24 その時どこまで進んだ?
「進むも何も、何もできなかった」

25 よく行くデートスポットは?
「屋敷からは出ないからな、強いて言えば近くの湖か」
「密と三人でよく行きますね」

26 相手の誕生日。どう演出する?
「どうもこうも正月はそれなりに忙しいからそれなりのことをするまでだ」※
「大晦日からお正月にかけては毎年大忙しですものね。神様も大変です」

※この時代年を重ねるのは皆、正月。

27 告白はどちらから?
「……」
「……」
「そう言えば……」
「ああ、ないな」
「なかったですね」
「なくとも通じ合えた仲、と言うことだ」

28 相手のことを、どれくらい好き?
「これは言う必要があるのか?」
「む、難しいですね。旦那様のことは誰よりもお慕いしております。でもそれをどれくらいと言われますと……」
「言うな、市。言わずともわかるだろ?」
「はい」

29 では、愛してる?
「勿論だ」
「はい、勿論です」

30 言われると弱い相手の一言は?
「言われると、よりも泣かれると俺はどうしていいのかわからなくなる」
「あ、あまり泣かないように気を付けますね。僕は旦那様のお誘いに弱いです。酒を飲まぬか?とか少し歩かないか?とか……二人で何かするということが嬉しいのです」

31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
「……」
「え、えと、旦那様が他に良い方を拵えた場合ですね。そう、ですね。密やこのお腹の子さえ心苦しい思いをしないのであれば僕は大丈夫です」
「ふざけるな、俺は嫌だ!市に俺以外の男だと……!糞!想像するだけで腹立たしい!」
「も、もちろん、僕はそのような人を作りません!僕には旦那様だけです、から」
「俺もだ!市以外微塵も興が湧かん!」

32 浮気を許せる?
「市に指の一本でも触れてみろ。そやつを八つ裂きにするまでだ」
「旦那様、落ち着いてください!……僕は旦那様がお傍に置いてくださる限り、何事も受け入れるつもりでございます」

33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
「遅れようがない」
「そうですね」

34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
「肌だ。餅のように白くまろい肌はいつまでも堪能していられるぞ」
「僕は旦那様の瞳が好きです。水のように透き通っていてついつい見惚れてしまいます」

35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
「褥に誘おうと、しなだれかかってくる仕種が堪らん」
「お酒を煽っておられる時の首筋が……」
「案外好き者なのだな、お前」

36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
「酌を受けている時だ。不意に香る市の匂いにそそられる」
「そっと抱き寄せられた時です。旦那様の逞しいお体に触れると胸がいっぱいになります」

37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
「俺は嘘が嫌いだ」
「僕も……それに上手くもないと思います」

38 何をしている時が一番幸せ?
「二人で晩酌している時だな」
「ふふ、僕も旦那様と一緒にいる時が幸せに感じます」

39 ケンカをしたことがある?
「……俺が市の話を聞かなかったことで市を傷つけたことならある」
「い、いえ!あれは僕が大人げなかっただけなのです。そんなに大したことでもなかったのに臍を曲げてしまって……」
「いや、あれは俺が悪いのだ。お前が気に病むことはない」

40 どんなケンカをするの?
「まあ、若干空気がだな……」
「申し訳ありません……」
「あああ!だから!お前のせいではない!」
「は、はい!」

41 どうやって仲直りするの?
「この質問はもう止めろ!」
「旦那様、八つ当たりはおよしくださいませ!」

42 生まれ変わっても恋人になりたい?
「当たり前だ」
「僕も次の世はもう少し立派な者となって、旦那様と出会いたいです」
「今のままで充分だろう。寧ろもう一度今のままで生まれろ」

43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
「お屋敷の周りを二人で散策している時に、僕の足を気遣ってくださると慈しみを感じます」
「市から思慕を感じない時はないが、俺の子を孕みたいなどとは余程思いが強くなければ言えないことだろう」

44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
「俺の傍から離れる時だ」
「離れると言えど、お屋敷からは出ておりませんよ?」
「襖一枚でも離れることは許さん!」
「うう……今……今、感じてます。愛されてないのではと」
「!ば、馬鹿か!逆だろう!お前を思っているからこそ離したくないのだ」

45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
「市に似合う着物や花、それからたまに甘味なんかも贈る。後はその身体を愛でる」
「僕は旦那様が出来るだけ心地良く過ごしていただけるようお世話を尽くしております」

46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
「市は俺の影響を受けているから、俺が消滅するのと同時に市も消滅する。だから消え去るときは同じだ」
「そうなのですか!では、旦那様が逝去されるまでお傍にお仕えできるよう努めねば……!」
「何を考えているかわからんが、俺はお前を見捨てることはないから杞憂だぞ」

47 二人の間に隠し事はある?
「聞かれれば答える」
「ぼ、僕は……あの、じ、実は僕、村では役立たずで……その、ごく潰しと言われていて……」
「ああ、それは知ってる」
「え!ご存知だったのですか!旦那様は何でもお見通しなのですね!」
「(お前の頭の中を覗いたからな)」

48 貴方のコンプレックスは何?
「こん、ぷれ?」
「まあ、そうだな。何か引け目を感じることはあるか?と言うことだ」
「引け目……やはり、この左足ですね。この足さえ動けばもっと色んな役に立てたかもしれないのに」
「その足だったからこそ、俺の元に来たのだろう?良いではないか。俺は引け目なんぞない」

49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
「周り……ああ、一度旦那様のご友人の山神様にお会いしましたね」
「その時に伴侶だと紹介したな。どちらにせよ隠し立てすることではないが、あまり市を見せびらかしたくない」
「そ、それってどういう……」
「お前の美しさを誰にも見せたくないということだ」
「ぼ、僕は美しくなどございません!ですが、何だか嬉しいです」

50 二人の愛は永遠だと思う?
「いかなる世になろうともな」
「はい。これからも不束者ですが、よろしくお願いいたします」
「俺にお前以上の者はいないのだ、市。それだけは忘れてくれるな」
「旦那様……!一生忘れません!その言葉、この胸に留めておきます」
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