源は壁の前に座り込み煙草を吹かし気怠げに光を見ていた。

「ひぃぃっごめ、ごめんなさいっ!」

悲しみよりも遥かに源への恐怖が勝り、涙はぱたりと止まった。

「まあ、いい。こっち来い」

本能が行ってはいけないと告げる。
しかし3日前に散々躾られた身体は素直にそれに従ってしまった。

「ふん、覚えが早くて良いな」

まるで褒美だと言うように頭を撫で回された。

「よし、しゃぶれ」

「え?」

「フェラしろっつってんの」


もしかしてまた身体を拓かれるのかと、顔を蒼くしたが、そんな光の思考を読み取ったのか源はニヤリと含み笑いした。

「気持ち良かったらフェラだけにしといてやるよ。ただ満足できなけりゃあ、ここで犯す」

早くしろ、と言われ光は腹をくくって源のチャックを下げ、自身を出した。

自慰も滅多にしない光はどうすれば良いかわからず逡巡したが、源の気が変わる前にと思い切ってぱくりと口にくわえた。

恐る恐る、舌先でちろちろと舐め、これで良いのかと源を見上げると頭を撫でられた。


何故だかそれは褒められたように嬉しくもっともっと褒めてほしいと、口を窄めたり、吸ったり、頭を前後にしたり、思いつく限り奉仕した。



度々見上げれば、源は徐々に色気のある表情になり、ついには眉を顰め息を吐き出した。

「くっ…出るぞ」

何か言っているが、光は源の表情と奉仕に必死でまるで聞いていない。

「おい、離れろ…っ」

びゅくびゅく、と口内に液体が迸った。
びっくりした光が後ずさると、顔にも生暖かい体液が飛び散った。

「はあ…ったく、お前はバカか」

あまりの衝撃に光は固まっていた。


「…にぎゃい」

「当たり前だろ…ほら、口濯ぎに行くぞ」

苦さと驚きで教室での出来事はすっかり飛んでいってしまった。




性奴隷スキル、上昇

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