ささまさんから 相互リンクリク文



12月14日
街(というより世界中)が白く甘くなる日。
子供達はプレゼントを楽しみ、恋人達は甘い一時を楽しむ。


「にぃにぃ。サンタさん来てくれるかなァ」

「ほうじゃのぅ……さかずきがいい子にしとったらきっと来てくれるじゃろ」


可愛い弟はツリーの飾り付けをしながらサンタがくるのをウキウキしている。可愛い(むしろ愛おしい)兄貴はそれをみながら微笑んでいる。
ぶっちゃけ今この部屋は楽園なんじゃないかと思う。それほど可愛いんだ。特に兄貴が。



鼻血が出そうなのを押さえながら見ていた俺の視線に気づいたらしく兄貴が振り向いた

「お前は何かサンタに頼まんのか?」

「は?」

兄貴がからかっているのかニヤニヤ笑いながら聞いてくる。さかずきも聞こえたのかにーちゃんは何頼むの?と好奇心旺盛に聞いてくる
こんな歳にまでなってサンタに願うことなんてなかったんだがしつこく聞いてくる弟にそんなこと言えるはずもなく頭をかいた

「さかずきーしつこく聞いてくる悪い子にはサンタさんきてくんねーぞ」

「え!じゃ、じゃぁもう聞かない」

さかずきは慌てて俺から離れツリー作りを再開した。
困らせる元凶を作った兄貴は楽しそうにニヤニヤ笑ったままだった。

俺はため息をはきつつソファに座っている兄貴の隣に座りテレビを見ている兄貴を横目に見てみた



さっきまで料理を作っていたせいか見慣れたサロンを巻き水を使っていて寒いのか持ってるカップを両手で摩っている

正直そのクセがめちゃくちゃ可愛くて悶えてしまう。下半身に力を入れるのが大変だ
とあることを思い付いた

「兄貴、俺サンタに頼みたいことあった」

「なんじゃと?」

怪訝な顔をする兄貴が俺の方に向く。さかずきが後ろをむいてツリーの家具をだしているのを確認し素早く兄貴にキスをした


「兄貴が欲しい」


吐息交じりの仕事用の真剣な声を耳元で囁いてみる
ニヤッと笑うと兄貴は顔を真っ赤にさせ小さくバカタレと呟いた

あまりに可愛いから頬に軽くキスをした







このあとトマトみたく赤くなった兄貴に殴られたことは言うまでもないだろう


ささまさんから相互リンクのリク文として頂きました〜
リクは「我が家の赤犬三兄弟」でした!
見てくださいこの完成度(^ω^ = ^ω^)
まるで最初から赤犬兄弟がささまさんの中にいたような・・・・そんな感じでしょう!
ハァハァ何これ可愛い三男可愛いハァハァ!
素敵な小説ありがとうございました!

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(10.12.17)




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