用語集



◇使者(ししゃ)
 神々の力を授かり、異能の力を操る者を指す。外見は普通の人間と変わらない。
 心臓は水晶のような丸い宝石で、その宝石をエネルギー源として力を行使している。
 神の代弁者と言われているが、その異能故に一般の人間には受け入れられておらず、畏怖の対象とされる事が多い。

◇大使者(だいししゃ)
 神々の中でも、八代神と呼ばれる八人の神の力を受け継いだ使者を指す。
 必ず、8つある地域の出身者が大使者になるとされている。
 しかし大使者になる為の条件等は特にない。(ただし、空然地の大使者は例外)
 能力は必ず、それぞれの神々と同じ種類の能力を受け継ぐ。

◇八代神(はちよがみ)
 穹集から産み出され、世界の完成を命じられた八人の神々のこと。
 世界を完成させる際に、八代神から人や精霊、新たな神々が産み出されたとされる。

◇穹集(そらたか)
 創造神。一番最初に世界を作り、降り立った神のこと。空高一族の祖先とされる。
 全ての神々の根源であり、万物を操る。

◇空高一族(そらたかいちぞく)
 穹集の力を継ぐ子供は、代々空高一族から生まれるため、神の家系とされている。
 この世界の象徴とされる神の子が産まれる家系。

◇神の子(かみのこ)
 穹集の力を受け継いだ空高一族の人間を示す。
 神の子が寿命等で死ぬと、それと同時に新たに神の子が誕生する。

◇改造人間(かいぞうにんげん)
 使者と同等の力を持たせる為に改造された人間を示す。
 エネルギーを圧縮した人工的な黒く丸い宝石が体内に埋め込まれている。
 暴走すれば改造人間達自身でも制御出来ない。
 殆どがエネルギーに耐えられず死亡した中、何人か生き残りがいるらしい。

◇精霊(せいれい)
 自然エネルギーを媒体に実体化している生物を示す。
 人間と契約することで、人間に対し異能の力を提供する。
 過去にはその力を求めて争いも起きた。
 殆どの精霊は、動物や植物といった自然の姿をしているが、エネルギー量の多い力のある精霊は人の姿にも変化出来る。
 自然中にある外界のエネルギーを自分の中に取り入れ、力を用いる。
 エネルギー体が実態となった精霊には“死”という概念がない。
 しかし、実体を保つ為の器には寿命が訪れる。
 その都度魂はリセットされ、新しく生まれ変わる。

◇妖(あやかし)
 精霊と違い、自然エネルギーではなく妖力を用いる。
 夜行性が多く、月の光で妖力を溜める。
 体内に溜めた妖力を使い切ると一時的に力を全く使えなくなってしまう。
 精霊と違い、一時的に使えるエネルギーは限られている。
 人間よりも長寿の者が多い。

◇鬼(おに)
 妖の一種。鬼の根源たる存在は人と神が交わったことで生まれたとされる。
 鬼の出生方法は人と神が交わる、鬼と鬼が交わるの二種類とされる。
 鬼と人とが混じり合った存在は半鬼(はんき)とされ、能力は鬼に劣る。
 妖力を用いる点では、妖と共通している。



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