さっきから、俺の手コキのレベルは格段に上がっていってる。
喜ばしいことなんかじゃないんだけど、もうすぐ、もうすぐ終わる。
後2人だ。同僚を入れて後2人。

「ウッ…。……おぉ、結構たまったな」

誰のせいか、もう5cm溜まった。
此処まで来ると、もう俺は吐く一歩手前だった。
けど、これさえ終われば全部終わりだ。




俺、頑張った。超頑張ったと思う。

やっと同僚も終わり、5cmとちょいくらいまで溜まった。
案外溜まらないものだなと、上司や同僚はぶつぶつ言った。

でも、これ溜めてどうすんの?とは思ったけど、そんなことよりも俺の両手のにおいが気になって仕方ないところだった。


「じゃ、はいこれ」

同僚は、俺にコップを手渡した。

「はい?」
「イッキして」
「え?」
「イッキ飲み。皆の精液。自分で酌したの、飲めよ」

いやいや、ふざけんなって。
正直今、手渡されただけでマジ気持ち悪いんだって。

俺は怪訝を通り越して最早泣きそうな表情で上司や同僚を見上げた。
しかし、彼らに俺の甘えを許しそうな様子はない。
マジで無理と思っていると、同僚や上司は一斉に携帯を突き出した。

「写メ、いいの?」


こいつら…っ。


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