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「あああこれだから嫌いなのよガキって!ほら汚れてる、拭いて!もうっ…、ああっ怪我してるじゃない!!そこに水道あったから、洗いにいくわよ!はやく!……はあ、何してんの、私……。」

「昨日彼からのメールがそっけなかったの……。嫌われたのかなあ、私何かしたっけ……ねえ、どう思う?…ちょっと!親友からの真面目な相談なのに真面目に聞きなさいよー!!」

「うーん………すっごく興味ない。それ、まだ聞いてなきゃだめ?帰りたいんだけど。すごく。」

「ほら、見て見て。この写真、二人で庭のプール入ってるのよ。こーんなに仲良しだったのに、どうして兄弟仲悪くなっちゃったのかしら。はーあ、お母さんは悲しいわー」

「追いかけてくんなー!!いい加減やめ…っ……足遅っ!!えええ足遅っ!!え!?転んだ!!ちょ……っ、はあ………。…ほら。え?じゃなくて!手!貸してやるって言ってんの」

「ふ……不覚すぎる…!あいつにときめくなんて……!この私が、この私があいつに……………………っ!!…ま、また思い出しちゃったじゃない……っ」

「ねえ、俺のこと好きなんでしょ?いい加減素直になれば?…その方が、かわいいからさ。はは、もちろん素直じゃない今もかわいいけど」

「一緒傍にいるって約束する。ずっと、いつまでも隣にいるって誓うから、だから…俺だけのものに、なってください」

「…一度壊れたものは、二度と同じ形には戻りませんよ。あなたと私も同じです。……大好きでした。さようなら」

「傷付いた!!全力で傷付いた!!だから全力で謝って!!!ほら!ごめんなさいは!?謝らないなら許してあげないんだからふーんだっ」


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