第6弾 おとな ▼音々さま カフェ・オ・レは卒業したの おおきなこども 夜遊びだってできちゃう さよなら、なんていわせないで 蹴りたいせなか 届かないとわかってても手を伸ばすの ずるいひと あの頃の記憶を馳せるわたしはいつまでたっても子どものまま、おとなになんかなれやしない。 御都合主義な関係 モラトリアムから脱出 恋も愛もしらない 愛だの恋だの叫んでも、すすまないわたしと彼の関係に名前はいらない。 手を振ってお別れ、昨日のわたし なけなしの勇気、振り絞って撃沈 「未来に展望などありゃしない」 ▼827さま 諦め方を知る セーラー服が恋しいの 裸足の25時 なし崩しにはだけた先 苦いのが好き。甘いのが好き。 こどものまんま 逃亡経路確保 薬指がイタイ 無い物ねだりの末路 いつまでたってもわかんないよ? ▼朔凪さま 言い訳が上手くなった。 あの人となんてただの遊びよ 都合の悪いことは忘れる主義です 着飾って嘘を飲み込む レディの心得 酸いも甘いも苦い思い出 あの頃に戻れたら、なんてね 誰も守ってくれない 口紅に嫉妬してたのは昔のことよ ちょっといきぐるしい(息苦しい・生き苦しい) ▼白雪まりんさま 化粧ばっちり、笑顔も忘れず たまには腕の中に飛び込んでみたいもの 全て自己責任です 夢を見られる時間は終わった 大人はずるいって言ってたっけ 現実が突きつけられた 王子様なんて待っても来ないと知った時 もう大人だもん、それが口癖 たまには甘えたくなるものです ▼鯖猫さま コーヒーはブラックって感じ あこがれてた、んたけどなぁ 背伸びをしても追いつかない 守られている時間は終わった あなたとわたしではじめたい 涙もぜんぶ、飲み込んでしまって その日初めて口紅を塗った もう姐さんはいない 蛙を素手で触れなくなった たまには子供に戻りたい ▼さきはさま 解禁! 余裕綽々というハリボテの裏 掻き分けて踏み分けて 背水の陣なんていつものことさ わかるようになるとおもってたけど ▼稜威さま 背伸びしただけじゃ 足がつる 手を伸ばしても君には届かない 子供扱いしないで 大人しいのが大人じゃないの? 建前で大人は大人を護ろうとする。 ふざけるな、子供じゃねえんだ 大人な君が好きなの 大人からすれば自分の子供何て何時迄も子供 事在るごとに 大人って可哀想だよね。 大人だけが世界を回さない 甘えたいのよ、少しくらい さあ、明日から大人 おおきなひと。 「大人って可哀想だね。」 「そりゃそうさ、甘えられる人が居ないんだからね」 (ドラえもん より) ▼藤野 大人になればすべてを知れると思った日もありました。 好き、も簡単に言えない 可愛いリボンをひらりと捨てて 君にもいつか分かるよと優しく教えてあげたい 袋とじを開けたら虚構の波 子どもの権利を剥奪されました。 曖昧な境界線を跨いで迷子 大人という肩書にしがみついて宙ぶらりん 親の加護という盾は盗まれた あの日、泣いてしまった私は、今よりも大人だったのかもしれない ← |