よつばちゃん家の前、
先客だった金髪の男は突然神妙な顔つきになったと思ったら突然口を開いた。


「デートしよう」


「………………は?」




「だから、デート。今週末空いてる?」


「いえ、あの、空いてますけども、あの」


「じゃあ水族館行こう、水族館。入場券あるし」


「や、だからあの、水族館好きですけど、けど」


「ああ、じゃあ丁度良いな。なに好き?オレ、ペンギンとか超好きなんだけどさ」


「え、えと、シャチ好きですけどそうじゃなくて!!!」


やっとの思いで言葉を区切ると私は一息ついた。
奴は目を丸くさせたがすぐ戻った。



「あなた、誰です、か?」


「あれ」


「私あなたの事知りません今日よつばちゃんの家に遊びに行ったら偶然あなたがいただけでして私達一応確認しますけど初対面ですよね?」


「………んー、君にとっては初対面かもな」


「はぁ」


「オレは君の事知ってるよ。とゆうか一目惚れ。そんな訳だからデートに誘いました」


「………だからあなたは、誰なんですか?」


「オレ?やんだ」










本日も晴れ
(変な人が現れた)(結局水族館には行きましたけど)