「ねぇ白蘭様」


「はひ?はふはほはへふ?」


「ごめんなさい白蘭様は会話<マシマロなんでしたね。顔が変形するぐらいマシマロ詰めないでくださいよ」


「折角の男前が台無し?あんまり褒めないでよ照れるなー」


「誉めてません照れないで下さい、というか顔が変形した状態でどうやってマトモに喋れるんですか。不思議でなりません」


「だって僕ボスだもん」


「どっかで聞いたこと有るんですけど」


「それで何?早く本題に入ろうよ」


「誰のせいですか。それでまぁ、その、うちの隊長なんですが」


「ん?グロ…じゃなくてゲス君?」


「なんで言い直すんですか。大丈夫ですグロで合ってます。はい、でまぁそのグロ氏ですけどね。」


「うん。」


「どうにかなりませんかね。」


「どこがどう?」


「全て、です。」


「あー、整形しろって事か。」


「何処の世界に上司の顔の悪さを心配して大元のボスに相談する人間が居るんですか。そうじゃ有りません、性格とか言動とか行動です」


「性格は直らないから我慢しようね。言動はまあ多分きっといつものSMチックな感じなんだろうね、うん。それは愛情だから。行動ってセクハラ?だって仕方ないでしょ、ゲス君、キミのコト大好きだから。つまり………


――…あれ?いなくなってる。」



その後超赤面しながら白蘭様の部屋から猛スピードで逃げていく隊員が居たとか。














相談、不安、それから事実
(白蘭貴様あの娘に何を仕込んだ!?)(なーんにも。だって調教はキミがするんでしょ)(そうだあの娘は私のだ私の!)(それ、あの子の前でも言ってあげたらいいのに)