目を開けると そこは真っ暗で

しかし数えきれない程の光が瞬いていた

僕はそのいくつもの輝きをだいた場所にいた


僕はそこから全てを見ることが出来た

その世界の果ても

小さな呼吸も

誰かの夢も


けど


僕はそこに不釣合だった


それがひどく悲しかった




目を開けるとそこは灰色の世界だった

輝くものは何もなかった


僕はただ高いところを目指した

人は死んだら星になるらしい


だからきっと



僕もあの輝きに


あの中に


釣り合えるはず



















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