11 心臓に爆弾


 優しく痛くない程度にコリコリと噛まれたり、舌先で突かれたり、大きくしゃぶるように舐められたりと様々な愛撫が与えられ、義勇の喘ぎは止まない。
「んっあっ!ああっ、あああああっ!ふっふあっ、そこっ、そこぉっ!ああっ、気持ちいいっ!いい、いいっん、いいっ!ああああ!」
 そのうちに、義勇の両手は宇髄の背に回り無意識にがりがりと引っ掻いてしまう。
「いいか?てかやっぱオマエ絶叫系だな。派手に高いホテルにしといてよかったぜ。んじゃあ、次はコッチいってみるか。義勇、チンポ触るぞ」
「んっはっ……はあっ、はっはっ……う、うんっ……き、気持ちよくして」
「……了解……!うんと良くしてやる。いい声で啼けよ」
 宇髄は義勇自身から溢れ出た蜜を全体に拡げるようにして、ゆっくりと手が上下に動き出す。
「あっ……はああああー……!んんんっ、あっあっ、はんんんっ!やあっやああっ!やああ気持ちいいっ!いいっいいっ!」
 その手は次第に先端責めに変わり、手で茎を支え空いている手のひらで包み込むようにして、蜜のぬめりを利用し、揉むように撫で擦ってくる。そのたび、弱いところに手のひらが押し当たるとビグッビグッと腰が跳ね、捩れ動く。
 気持ちよくてたまらない。頭の中が次第に薄ぼんやりとしてくる。そして、身体に走る刺激に合わせ、理性が飛んでゆくようだ。
「うううっ!ああああっ!うああうううっ、い、い、い、イクッ……!だめ、だめだ出るっ!で、出るっ!うずい、宇髄でるっ!で、る、うううううっああああ!」
 しかし、宇髄の責めは止まず、射精感は増すばかりだ。
「いっいっいっ、い、イクッ……!ああああイクッ!うずい、うずい出るっ!でるっ!で、でっ!」
「おっーと、ここで一旦寸止め」
「ああ……」
 思わず落胆の溜息を吐いてしまう。すると、痛くない程度に額を撫でられ宇髄の紅色の瞳が弧を描く。
「オマエにはGスポットでイってもらう。さて、じゃあこれの出番だ」
 宇髄は薬局の袋を手で手繰り寄せ、中身を出す。それを、ぼんやりとした頭で見つめる義勇だ。黒色のボトルにはなにか数字が書いてあり、キャップを跳ね上げて手に少し出している。
「うん……これなら、イケるかな。よし、義勇。ちょーっと、ガマンな」
「ん……?」
 どうやらボトルの中身はローションのようで、腰の下に枕が敷かれなにもかもが晒される中、大量の透明な液体が熱茎から秘所にかけて零し落とされ、ボトルがベッドに置かれる。
「義勇、指いくぞ。ガマンだ、すぐに気持ちよくなる」
 宇髄のその言葉を信じ、義勇は薄っすらと頷いてみせた。すると、人差し指が一本、秘所に挿れられ、ゆっくりとピストンされる。思ったよりも、痛くない。どころか、なにか疼くというか不思議な感覚だ。
 指はそのまま何度も出し挿れされ、時には皺の一本一本を伸ばすようにして動き、そして指は二本に増えた。さすがに少し、きつくなる。だが、ローションの滑りがいい所為か痛みとしては感じない。感じるとすれば違和感だけだ。それだけは消えず、そのまま息を乱しながら宇髄の成すことを見ていると、何かを探っているようで指が最奥まで挿れられ、少し抜かれる動きをした後、くっと曲げられたその途端、電流が走ったようなものすごい衝撃が義勇を襲った。
「うああっ!あああっあああああっ!!」
「んっ?ココか?ああ、ココ、だな。分かった、オマエのイイトコロ。この、コリコリして膨らんだトコだな。義勇、ココで気持ちよくしてやる」
「うっ……ひっ……なに?なに……?あっああっ!!まっ、止めて、止めくれぇ!!」
 宇髄の片手は言うところの前立腺を撫で、もう片手は亀頭を揉むように扱いてくる。その目も眩むような快感に、ひたすらに義勇は啼き喚く。
「やあああ!やああああああー!!ああああうううっ、うっうっやあああ気持ちいいっ!やあっやあっ!やっあああああ!!だめイク!!」
「おっ、すっげえ反応。そんなにイイか?おい、義勇」
「うっうっ、やああああ!て、手ぇ、手ぇやああ!!うっひっあっあっ!やあああ!!」
 頭の中はもはや達することしか考えられなくなっており、胎内で蠢く指の動きも、そして亀頭を責める手の動き、どちらも最高に気持ちがいい。初めてのこの快楽に、すっかりと義勇は溺れ切っていた。

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