10 心臓に爆弾


 すると、宇髄は着ていた洋服をサッと脱ぎ捨て、下穿き一枚になったと思ったらベッドから離れて行ってしまい、バスルームから一枚のバスタオルを持って来てベッドに敷く。
「う、宇髄?あの、一体なにして」
「んー?準備だよ。男とセックスすると、ベッド汚れるしな。精液飛ぶし、ローション垂れるし。いろいろあんだよ」
 その言葉に赤面する義勇の履いていた靴を脱がせ、改めてバスタオルの上に転がされる。そして、その上に覆いかぶさる形で宇髄が義勇に伸し掛かりぎゅっと抱いてくる。
「愛しい……」
「いとしい?……宇髄、いとしいって」
「愛しいは愛しいだよ。なんだよオメー仮にも教師だろ。言葉通り、愛って書いて愛しいだよこの、鈍ちんが!はあ……オマエの肌のにおい、甘い。皮膚も甘いけど、口の中も甘くて……かわいくて、愛しい……」
「宇髄……」
 近づいてくる、宇髄の端正な顔。そっと目を閉じると、唇に温かで柔らかな感触が拡がる。迷わず口を開くと、するりと宇髄の熱い舌が入り込んできて大きく舌を舐められる。義勇も舐め返し、宇髄の舌に乗った唾液を自ら啜り飲むと、今度は宇髄が義勇の舌に吸いつき唾液を奪われる。
 そのまま濃厚な口づけに突入し、二人は互いの咥内を気が済むまで蹂躙し合い、息も乱れる頃、漸く口づけが解かれる。
 そこで義勇はちょっとした悪戯を思いつき、膝で宇髄の股間を柔らかく押してみた。すると、ビグッと上に乗っていた身体が跳ね、一瞬だが苦しそうな表情を浮かべた。
 慌てて膝を退けると、見たことも無いような欲情を顔に浮かべた宇髄が義勇をねめつけている。
「オメー……こんなことしてタダで済むと思ってんのか!煽りやがって!こっちはオメーが怖がらねえようにゆっくりコト進めてやってんのにコノヤローが!」
「えっ、えっ?……あ、わっ!わ、わ、うず、宇髄っ!ま、あっ!」
 宇髄の手がベルトにかかったと思ったら、つるりっと下着もろとも下穿きを脱がされてしまい、全裸を晒した義勇は慌てて足を閉じようとするが、それは叶わず内ももに手が入ったと思ったらがばっとそのまま開かされM字開脚のできあがりだ。
「う、宇髄っ!うず、こ、これは、これはちょっと!ちょっと、あの!」
「かなり勃ってんな。先っぽ、とろっとろじゃねえか。エロいチンポしやがって。ん?何だよコレは、コレはよ」
「ヒッ……!やだっあっ!あっあっ!んっー!あっあっあっ!」
 宇髄の手は義勇の完全に勃起した熱茎を持ち、片手で左右に揺らしてくる。さらに、先走りの蜜がこぷこぷと溢れ出ているのが分かるが分かっただけに終わり、それは更なる刺激を待って細かく震える。
「恥ずかしいお前のスケベ汁、もっと出てきたぜ義勇。恥ずかしいな、オマエのココは。ん?」
 その言葉に、義勇は涙を浮かべた。言葉責めというものがあるらしいことを聞いたことはあるが、今は仕掛けられているのか。それすら分からないが、ただでさえ羞恥で押し潰されそうになっているところにこの言葉はつらい。
 思わずしゃっくり上げて泣き始めると、宇髄が思い切り慌てたのが分かった。
「ぎ、義勇っ?あの、悪かったよ。あんまりお前がかわいいもんだからその……ちょっといじめたくなって……な?ほら、泣き止めよ。俺が悪かったから」
「うっく、変なこと言われるの、やだ。もっと優しくがいい……いじわる、言わないで欲しい。いじめないでくれ。折角の決心、鈍るのやだから優しく……」
「うん、そうだな。そうだった。よしよし、優しくな。ほら、いいから泣き止め。優しく抱いてやる」
 そっと、痛くない程度に傷ついた額に口づけが落とされ、両頬にもキスされ最後にぷちゅっと、唇にキスが降ってくる。
「はあっ……宇髄、胸。胸……して」
「言われなくてもしてやる。好きだもんなー、オマエ。乳首責め。清潔そうな顔してこういうトコ好きって、かわいいよなあ。すっげ、かわいい」
 その言葉に赤面するが、好きなものは好きだ。顔を横へと背け、目線だけで宇髄の動きを追うと、その大きな手は女の胸を揉むように動き、円はだんだんと小さくなりそして、その刺激で勃った乳首がきゅっと親指と人差し指で抓まれる。
「はんっ!は、は、はっ……あんんっ!」
 途端、じんっとした快感が胸から全身に行き渡り、そのままくりくりと捻るように指を動かされ、義勇は手の行き場に困りシーツをガリガリと引っ掻いた。
「はっはっはっ……うずい、宇髄気持ちいい!き、気持ちいい、気持ちいい!」
「だったら、これはどうだ?」
 ぷちゅっと音を立て、乳輪もろとも乳首が宇髄の口の中へと消える。すると湿った感触が胸に拡がり、温かな咥内で舌を使い責められる。乳首責め好きにはたまらない刺激だ。

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