07 蜜、啜る


 義勇はゆっくりと首を縦に落とした。
「……脱がせて、宇髄のやりたいこと、して。宇髄のこと、信じてる」
 その言葉をどう取ったのか、宇髄は欲情丸出しの表情で義勇の下穿きのボタンを外し、下着もろとも足から抜いてしまい、ソファから床に落として改めて全裸の義勇を見つめてくる。こくっと鳴る、宇髄ののど。
「お前は、キレーだな。カラダ、丸っきり男なんだけどすっげ、キレーで……理性飛びそう」
 ゆるっと熱茎に宇髄の手がかかり、それだけでもモノはビグッと跳ねた。そして、義勇も同じタイミングで跳ねる。
「んあっ!あ、あ、あ……」
 これからなされる行為に、どうしても期待してしまっている自分がいて、ソファの上で大きく足を開かされる。
 隠すことは、しなかった。全部見てもらいたい。宇髄に、自分のすべてを見てもらって、興奮して欲しい。
「エッロ。……抵抗、しないのな、今日。そんなにエロいことしたいのか?」
「……分からない……けど、宇髄とすることなら、せ、セックス以外、気持ちよくなれることがあれば、したい……そう、思う」
「セックス以外……あることはあるけどな。お前のお気に召すかは正直、ヤってみないと分からないところは、ある。う〜ん……うん、よし。譜面が完成した。義勇、お前はちょっとソファの上で横向きに転がってみろ」
 その通りにすると、後ろから宇髄が義勇に抱きつく形で横たわった。
「う、宇髄?これは……」
「お前がセックスやだっていうから、苦肉の策だ。ま、いいからお前の半勃ちしたチンポ、扱いてデカくしてろ。俺も脱ぐ」
「ぬぐ。……脱ぐって、服を?」
「まあな。汚れても面倒だし、なんだよ、いやか?」
「いやじゃない。いやなんかじゃない。脱いでほしい。……素肌で、抱いて欲しい……」
 それからの宇髄の行動は早く、義勇は宇髄の真っ裸を初めて見た。
「……すごい、太い腕。というか、身体つきが……」
「なんだよ。ヘンか?」
「ちが、ちがう。違うくて……いいなあと。キレーなカラダ……」
 義勇は宇髄の上腕部をすりと撫でる。さらさらとしている。そして、熱くて硬くてなんと表現したらいいのか、この身体に抱かれたらさぞ気持ちがいいだろうと思われる。
 それは行動に出て、義勇は後ろに回ろうとする宇髄の首に腕を回しぎゅっと腕に力を籠めて抱きついた。
 すぐに宇髄は反応し、義勇を抱き込む形で腕の中へと入れてしまう。
「はあ……気持ちいい……肌が、熱い。しっとりしてて、宇髄のにおいがする……いいにおい」
「お前もいいにおいだよ。日向のにおいだな。優しくって、あったかいにおいだ。お前って、肌もキレーなのな。腕の中が気持ちいい。こんなこと思ったの、初めてだ」
「初めて?……宇髄はじゃあ、他の人間をどう思って抱きしめてたんだ」
「べつに。まあ、裸だよなって。でも、オマエは違う。明らかになにかが違う。なんか、すっげ気持ちいい。満たされるって、こういう気分のことを言うのな」
「満たされてるのはこっちだ。……いつまでも……この腕の中に入っていたい。宇髄の中に、入りたい。そしたらきっと、すごく幸せになれる。うずい……」
 さらにぎゅっと抱きつくと、そっと腕が外されて横向きの体勢にもっていかれ、後ろに宇髄が回り込み、後ろから手が伸びてきたと思ったら、その手は熱茎に絡みゆっくりと先端を捻るようにして扱かれる。
「あっ……はっ、あぁっ!んっく、うずいっ!そ、そこはっ……」
「気持ちいいだろ?いいからオメーは啼いてろ。準備がある」
 暫く熱茎を弄ばれ、すっかりと完全に勃起を果たした義勇の熱茎は小刻みに震えながら時折、ビグッビグッと跳ね、さらなる刺激を待つようになる。
「おい、義勇。足をな、ピッタリ閉じろ。太ももを締める様に閉じる。今の体勢なら簡単だろ。できるだけ、ピッタリとな、閉じてくれると」
「足……閉じる。ピッタリ……」
 義勇はできるだけ隙間を無くし、言われた通りなるべく隙間のないように閉じると、後ろに回っていた宇髄が「よいしょ!」との掛け声で二人同時に、四つん這いの完成だ。
「う、う、宇髄っ!っこれは……?」
「オマエ、スマタって知ってる?まあ、知るわけねえか。今からそれする。さて、足は開くなよ。一緒に、気持ちよくなろうぜ」
「う、うん……」
 そう言うと、太ももの間から突然、熱くて硬いなにかが突き入れられ義勇の睾丸を持ち上げながら熱茎を擦り、尻を持ち上げられそのままピストンが始まる。
「な、なに?……な、あっ……あぁっ……!あっく、うっく、い、やっ……や、気持ちいいっ!あ、やっ」
「あー、オマエの太ももめっちゃくちゃ気持ちいい。すっげ締まる。おい、続けるぞ。いいな」
 言葉なく、何度も頷く義勇。

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