アンスリウム(左京様へ フリリク企画)


ココロ+エヴァン君+リアン君+フラン
※カップリング表現あり


〜鎮魂の廃寺〜


[すみませんココロさん、吹雪の影響で迎えが遅れるようです。もうしばらくお待ちください]


「うん、わかった。それじゃあ…(プツン)エヴァン君、吹雪でヘリの到着が遅れるみたい」


「確かにこの荒れようじゃ無理ないよな…俺達も廃寺に避難したけど、ボロボロだからすっげぇ寒いし」


「そうだね…っくしゅんっ!」


「大丈夫か?俺のジャケット、は短いから着てもあんまり意味ないかもな…」


「それじゃエヴァン君が寒くなるよ!私は平気だから…はっくしゅんっ!」


「うーん…あ、じゃあこうすればいいか!」


―ギュッ←ココロの手をエヴァン君の手で包む


「ふえっ!?(ボッ)」


「これなら手だけでも暖かくなる……って、どうしたココロ?顔真っ赤だぞ?」


「ぁ……(カァァァァ)」←顔真っ赤


「…………」


―ムニッ←ココロの頬をつまむエヴァン君


「っ!?」


「ははっ、変な顔」


「(ムッ)エヴァン君のばか…」


「悪い悪い。すぐ離すからさ」


「…………(ギュッ)」←エヴァン君の手に自分の手を重ねる


「ココロ?」


「も、もう少し、このままで…」




〜アナグラ・エントランス〜


「それで迎えがくるまでずーっと手離してくれなかったんだ。まぁ顔熱かったからココロも寒くはなかったと思うけど」


「なるほど…エヴァンが(天然)タラシだという事がよくわかったっす」


「え、俺が?なんで?」


「(可哀想にココロ…しばらくエヴァンの顔見れないかもしれないっすね…)」







無自覚程恐ろしいものはない
((どうしよう、昨日あんな事しちゃったからエヴァン君と顔会わせづらい…))(お、ココロ。ちょうどよかった、今日も任務に付き合ってほしいんだけど…)((ビクッ)ご、ごめん!私用事があるから!)←脱兎(…あれ?)((やっぱり…))←様子を見てた



本当は手じゃなくて抱きつかせようかと考えましたが、流石に天然でもそれはないだろと思い自重しました
ちなみにアンスリウムの花言葉は恋にもだえる心。リクエストありがとうございました!

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