スリル倍増


カナメ+タツミ+コウタ+アリサ
※若干メタ発言あり


「タツミさんって将棋できるんですか?」


「ん?あぁ、たまにゲンさんに相手させられるからそれなりにできるぜ」


「じゃあ私と勝負しましょう!最近ゲンさんに勝てなくなってきて練習したいんですよ」


「へぇ、お前も将棋できるのか。もちろんいいぜ」


「できますよー。昔、やる相手がいないから覚えて付き合え!とじっちゃんに無理矢理…しかも初心者の孫娘相手に容赦ないんですよあの人」


「お前も色々苦労してきたんだな…」


「あと負けたら罰ゲームがあったり…そうだ、私達も罰ゲームありでやりません?その方がより白熱しそうですし」


「罰ゲームかー…なんか嫌な予感がするんだが」


「そんな難しいものじゃないですよー。生餌(ディアウス・ピターソロミッション)をやってもらうだけです(ニッコリ)」


「却下だ。あんなもんできるのはお前さんくらいだろ!」


「私だってあれギリギリだったんですよ!?ただでさえ今作のピターは手強いのにそれを一人でとか…トラウマが更新されましたよ」


「お前そういう際どい発言するなよ…」


「仕方ありません、じゃあこれはなしにして……三回勝負して負けた方はソーマをハリセンで思いっきり叩くってのはどうですか?」


「本気か?前に比べて接しやすくなったとはいえ、いきなりそんな事したら確実に怒られるぞ」


「怖いんですか?(フッ)」


「おっと…そこまで言われちゃ引き下がる訳にはいかねぇなぁ」




〜数十分後〜


「うおっ、待て!ちょっと待て!」


「ふふふ…タツミさん、勝負の世界に待ったはなしですよ」


「くそっ…わかった、じゃあこれで一勝一敗か。次がラストだな」


「面白くなってきましたね。けど最後に勝つのは私です!」


「それはこっちの台詞だ。なんせ負けたら地獄を見かねないからな…悪いが本気でいかせてもらうぜ!」




「……あの二人、さっきから何してるんですか?」


「すっげぇ真剣に将棋やってるよなー…おっと、そろそろ任務の時間か。いこうぜ」




〜更に数十分後〜


「……!?ちょっ待っ、タツミさん待った!」


「んー?勝負の世界に待ったはないんじゃなかったのか?」


「う、うぐっ…!いやあれは言葉のアヤというかなんというか…(ここに持ってくれは逆転できるかな?いやそれより…)」


「こら、どさくさに紛れて頭ん中で練るな。待ったなし!お前の負けだ!罰ゲームやってこい!」


「ううう…!誰ですか負けたらソーマにハリセンなんて言ったのは!」


「いやお前だろ。自分の発言には責任持てよ?」







天国(後に地獄)と地獄
(…あれ?将棋やってたはずのカナメがソーマに説教されてる)(しかもソーマ、大きなたんこぶできてません?)(何やったんだよあいつ…あ、遠巻きに覗いてたタツミさんが呼ばれた)(そして一緒に説教され始めましたね)



何かにつけて巻き込まれるソーマさん←

[#prev] [next♭]

top
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -