思考停止まで残り数秒



「あ、っん…やっ…」

「嫌?んなわけねぇだろ?」


聞こえてくるのは自分の声じゃないような甘ったるい声と彼の大人びた声。


「あっあぁ、ん…あっ、」


やわやわと私の小さな胸を服の上から触れられる。そして、耳の裏を舐められているからかダイレクトに聞こえる卑猥な水音

頭の中はもう真っ白で、こういった行為が慣れない私は、いつも彼の思いのまま時が過ぎていく。けど、今は別。というかここはダメ。


「せっ、せんぱっ…だ、だめっ、です」

「なんだ、俺がせっかくお前の為にヤってんだぞ?大人しく俺様に喰われろよ」


そう言って、彼の舌は耳の裏から首へと下につったっていく。ゾクゾクとする感覚に頭が麻痺しだす。このままではこの雰囲気に流されてしまう。しかし、ダメ。

私は南沢先輩の胸を力いっぱい押す。しかし、力の抜けた私の力だと全く意味のない行為だと思い知らされてしまう。


「こ、こ…部室です…みんな来ちゃいます…!」

「見せ付けてやれ」

「ばっ馬鹿な事言わないでくださ、ひゃぁっ」


突然ビクッと身体が跳ね上がった。いったい、何があったのだろう。ぼーっとする頭で違和感が感じる所に目線をやれば、南沢先輩は私の太股に手をおき、長い指先を滑らせていた。


これでは本当に食べられてしまう


「せっ、先輩…やめっ…んっ、ふっ」


必死に彼に対して否定の言葉を紡ぐ。だがそんなものは無駄に終わる。まるで、黙れ。とでも言いたげに、彼はいきなり私の唇に噛み付いてきた。


「ん、ふぁっ、んっぁ」


彼によって口内を犯されていく。ただでさえキスが上手いこの人にかかれば恐らく誰も抵抗出来ないんじゃないだろう。なら、このまま…。なんて馬鹿な事を頭の隅で考えた。


「琴音…」

「み、なみ…さわ、せんぱっ、あっ」

「いい、よな…琴音?」


耳元であの甘い声で囁かれると、もう私の答えは決まってしまうのだ。


「…せ、んぱい…き、てっ…下さい」


南沢先輩は待ってましたと言うよに、私の唇に噛み付いた。


【思考停止まで残り数秒】
どんどん彼の熱に溺れていく
(頭の中は)
(全部全部)
(貴方だけ)

END

昨日の夜のに書いた産物。
本当夜のテンションって怖いww
エロ沢先輩をもっとエロく書きたいが無理な私を許してくれ!




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