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 予告編〜凶悪パロ編〜



※映画『凶悪』のパロディネタです。モロに元ネタ映画のネタバレ要素がある上に元ネタを多少改変しているのでこれから映画見る人は見ちゃダメだよ!私のパロネタなんぞより元ネタの方が百億倍面白いからね!













『FHQU』の大平獅音が放つ
驚愕のサイコサスペンス、禁断の映画化






全ては、1人の男の告白から始まった



「俺には、誰にも話していない3件の余罪があります」


「はあ…」


「その全ての事件の首謀者は…」







「俺が『先輩』と呼んでいた人です」







白鳥沢学園中等部を退学した他校生、黄金川貫至の『告発』


「まるで犯罪小説ですね…」


「黄金川さんでしたっけ? 他校生の話なんて、本当に信じられるんですか?」


「俺が嘘ついてるって言うんスか!?」



事件を追う放送部の部員たち



「でも彼の告発は本当だと思います!」


「そのリンチした場所って、思い出せないんですか?」


「2件目の死体遺棄の共犯者が不審な事故に遭ってるんです!」



明かされる『真実』



「よし先輩、ブッこんじゃいましょう!」


「え…?」


ボガッ!!!


「うがっ!?」


「とにかく…自殺に見せかけて殺しちゃうけど」


「…」


「それはホラ。この学校の為、それからあなたたちの為だから」







『先輩』と呼ばれた女
白鳥沢学園女子バレー部主将
『完璧』な女子高生、空知小鳩







白鳥沢学園の知られざる闇



「きゃははははは! お前ほんと、いつまで生きてんだよ!」


「さっさと死ねっつーの!」


「な…なんで俺が退学させられるんですか!!」


「何か文句があるんですか? それもこれも、私に逆らったあなたが悪いんですよ」



陰湿ないじめ、横暴な教師、絶対的なスクールカースト



「黄金川くん。私たちは『良いこと』をしてるの」


「良いこと…?」


「そう。優秀な苗にはそれに見合った土壌が必要、っていうでしょう?」


「?」


「この白鳥沢という土壌に見合わない『粗末な苗』は、早めに除去しないと」







第一の殺人



「た…たすけ…」


「ひっ…空知さん、もういいです、だからっ…!」


「おいテメェ!! 先輩にここまでやらせといて『もういい』とは何だ、あ゛ぁ!?」


「黄金川くん、そう怒らないであげて。…また、あんな風にいじめられたいの?」


「…ッ!」


「嫌ならホラ、早くあいつ殺しちゃわないと」



第二の殺人



「…肉の焼けるいい匂いがするね」


「焼肉、食いたくなっちまいますね!」


「後で食べに行こうか、奢ってあげるね」


「マジっスか! あざっす!」


「な…何してるんですか空知さん…!?」


「何って…死体、燃やしてるの。あなたも焼肉、行きたいの?」



第三の殺人



「ほら、早く首吊れよ」


「い…いや…死にたくない…! お願いです、許してください…!」


「もう、我儘言わないの。苛々させないでくれない?」


「もうあんなことしません…! お願いします、助け…」


「あーもうっ、聞き分けない子は嫌いだって言ってるでしょ!」



ガクンッ!!!



「あ…黄金川くんどうしよう。台、蹴っちゃった」


「はぁ、そうっスね!」


「あははははっ、コントみたいだったね今の! ふふふ、あははははっ」








空知小鳩は悪魔か、それとも天使か。



「彼女を逮捕させられれば、死んでいった人たちの魂を救えるんです!」


「綺麗事抜かさないでください! 物証も無しに放送して、誰が責任を負うんですか!?」


「これは闇に埋もれちゃいけない事件なんです!!」



知るべき闇は、真実の先にある。






狂悪


出演:モブ山モブ男
   黄金川貫至
   空知小鳩

   モブ川モブ子
   放送部の部員たち  
 

監督:大平獅音
脚本:天童覚
撮影:赤葦京治
照明:瀬見英太
録音:白布賢二郎
美術監督:鎌先靖志
音楽:矢巾秀



極限のドラマが、今始まる。










撮影メイキング


「という訳で、今作で大平組の仲間入りとなりました、伊達工の黄金川くんです」


「お願いしゃす!」


「うん、よろしくね。…でも、なんで黄金川くん? 黄金川くん、別に白鳥沢の中等部だったなんて設定無いけど…」


「ハイキューキャラで一番ピ○ール瀧っぽかったから。あと美術監督の鎌先さんの推薦もあって?」


「そ、そう…また凄い捏造かましたね…。でも、天童が書いた脚本読んだけど、私がこんなに酷い役なんて思わなかった…」


「小鳩はすげー優しいし良いヤツなのに」


「だからこそ、そんな空知ちゃんがすげー危ないヤツだったら、超怖くない?」


「確かに、予告編見てるだけで怖かったからな…。正直、これから空知が笑ってる時が怖くて怖くて仕方がねえわ…」


「えっ!? そ、そんなことないよ、なにもしないよ!」


「はい、次のシーン撮るよー。空知、黄金川君、準備お願いな」


「うっす! よろしくお願いします、『先輩』!」


「もう入り込んでる…。まあ、頑張って演技するけど…」


「じゃあ、黄金川君がエキストラさんを金属バットで殴るシーンから! よーい、アクション!」






「おらっ! さっさと死ねっつーの!」ガンッガンッ


「うぅ…」


「黄金川くん黄金川くん、私にもやらせて、ふふっ」


「いいっすよ! どうぞ!」


「ありがとう。よいしょっと!」


ガンッ!!!


「…………」


「あれっ、死んじゃった?」


「ナイススイングっすね、先輩!」


「ふふふ、ありがとう。この感じだと、来週の球技大会でホームランいけるかな? あははははっ」







「カット!」


「うぅ…我ながら酷いことしてる…。ごめんなさい、エキストラさん…」


「…小鳩、人殴り殺した経験ないよね?」


「正直、ビックリするぐらい様になりすぎててコワいんだけど…俺もう若利君のことで空知ちゃんからかうのやめるわ…」


「えっ、なんでそんな引いてるの!?」







ちなみに管理人が色々改変した『狂悪』のストーリー。
白鳥沢中等部を退学した黄金川が、放送部のモブ山に過去に白鳥沢の教師、生徒が犠牲になった3件の殺人事件を告発する。
その裏にいたのは、白鳥沢の誰もが尊敬する、まさに『完璧』な女子高生、小鳩。
『完璧』を求めるあまり、自分が『害悪』と判断した生徒や教師たちを闇で殺害する、彼女の狂気と凶悪さを恐れたモブ山は、その真相を放送せんと疾走する。
果たしてモブ山は小鳩に勝つことができるのか。みたいな感じ。
元ネタ『凶悪』は、老人がいたぶられて殺される描写がムリな人は見ない方がよろしいかと思いますが、面白い映画なことは間違いないのでオススメです!



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