ぱちぱちれんさい | ナノ
 ウドンパってなに?



「天童、教えてほしいことがあるんだが」


「はいはいなんでしょ〜? 言っとくけど勉強に関しては期待しないでよ」


「『ウドンパ』とはどういうものなんだ?」


「は?」


「朝練が終わった後、戸鷹たちに放課後の予定を聞かれたから練習後は予定はないことを伝えたら、『ウドンパ』に参加することが勝手に決められた」


「あぁ、あの女バレのフリーダムな双子ね。ってかなにそれ、聞いたことないけど」


「俺がそういったことに疎いだけだと思っていたが、そうではないのか」


「わり、待たせた。早く学食行こうぜ、腹減って死にそう」


「瀬見、お前は知っているか?」


「なにを?」


「『ウドンパ』」


「は? ドドンパ?」


「違う違う、それはジェットコースター。ウドンパは…なんなんだろマジで」


「知らねーのかよ。流行りの芸人か何かとか?」


「それだったら俺が知らないワケないでしょーよ」


「昨今じゃ逆に珍しいテレビっ子だもんな、お前」


「お、ようやく来た。おせーよお前ら、席取っといたぞ」


「先食ってるぞー」


「山形と獅音は『ウドンパ』とは何か知っているか?」


「「は?」」


「ほらやっぱり、みんな知らないじゃん。戸鷹姉妹だけにしか通じない言語なんじゃん?」


「なんか世にも奇○な物語でこんな感じの話あったよな」


「今時ズ○ドコベロンチョが通じる閲覧者がどれだけいるんだろ」








練習後


「「おっつー、牛島他男バレーズ」」


「あっ、戸鷹! 結局『ウドンパ』って何なんだよ! 気になって授業の内容、全然頭に入らなかったじゃねーか!」


「えっ、マジで? ウドンパわかんないの?」


「女バレじゃウドンパは常識だよ、知らないとか遅れてるー」


「結局、どういうものなんだ?」


「「うどんパーティー」」


「「「は?」」」


「今日、巴の誕生日じゃん? そんで巴の好物はきつねうどんじゃん?」


「女バレじゃ巴の誕生日は○亀製麺でうどんパーティーが恒例になってんの」


「あぁなるほど、うどんパーティーを略してウドンパか! ってわかるか!!! 心底くだらねぇ!!!


「沙羅、杏樹! ウドンパ行くよ!」


「オーライ、今行く〜」


「ってことでアンタらも行こうよ。この日のために割引券を溜めに溜めたから、わけたげる」


「まあ、腹減ってるし行くけどよ…。ってか今日なのか、巴の誕生日」


「まあ本人忘れてっけどね」


「誕生日記念がそれでいいのか」







11/8が巴の誕生日なので記念小説書こうとしたんだけど、巴も小鳩も出てないっていう…
ズ○ドコベロンチョ的な話がやりたかっただけ。


戸鷹姉妹
本連載で登場、拍手連載初登場の女バレの双子MB。姉が沙羅、妹が杏樹。フリーダム。



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