ぱちぱちれんさい | ナノ
 つめあわせ5



「ねえ、男バレと女バレのみんなで卒業旅行にいかない?」


「お、いーじゃん! さすが小鳩!」


「俺もサンセー! そんで、どこ行くよ?」


「「そりゃ卒業旅行といえばディz」」


「戸鷹姉妹ストップ! それ以上言うと管理人の家に黒服の人来ちゃうから!」


「「えー」」








おや、こんな時間に誰かk







「そういえばもうすぐ予餞会だけど、空知ちゃんはなんかやんないの?」


「やらないよ! そもそも送られる方だからね!?」


「でも実際、全校生徒が楽しみにしてると思うぞ。空知のさよならショー」


さよならショーってなに!? 第一、これまで2年間もやってきたんだから、もう私のオスカルなんてみんな見飽きてるでしょ!?」


「でも小鳩のオスカルはもう、歌舞伎とか能みたいな伝統レベルになってるからなー」


「もうここは腹を括って退団公演しとかないと、空知ちゃんファンが空知ちゃんを卒業させてくれないんじゃない〜?」


「退団公演ってなに!?」






その後、小鳩ファンの女子たちの涙ながらの説得により、結局オスカル役をやらされる小鳩であった。






「白布たちは予餞会でなにやんのー?」


「五色がサンシャイン○崎のものまねをします」


「ちょっと待ってください白布さん、初耳なんですけど!?」


「フフ〜ン、工もまだまだだね! 太一ならここでノリノリでサンシャイン池○やるところダヨー?」


「天童さんは俺を何だと思ってるんですか」


「え、やんないの? 太一ともあろうものが?」


「いややりますけど……


空前絶後のォォ!!!!
超絶怒涛の絶対王者ァァ!!!
白鳥沢を愛しッ!!
白鳥沢に愛された男ォオオ!!!
スパイク、レシーブ、ブロック、すべてのスーパープレーの産みの親ァ!!!
そう我こそはアァ!!!
川ッ!!西ッ!!太ッ!!一ッ!!!
イェェェエエエーーーーーイッ!!!
ジャスティス!!!!!」


「ほら、見てこのハイクオリティ。工もアレを見習わなきゃだめダヨ〜」


「アレに敵う気がしません!!!」







「今はサンシャイン○崎よりブルゾン○えみの方が流行ってる」みたいなツッコミは勘弁してください。




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