渦巻く黒を断ち切って 楽天的と建設的が同居することはない 君もこの空を見上げているだろうか もどかしい距離で撫でる体温 どう察するのが最善か まるで意味を為さない壊れた時計 立ち込める漆黒、抗う私 言葉ほど脆いものはなくて それでも確かめ合いたかった 築き上げたものは花が散るかの如く簡単に崩れ落ち 宛先不明の小瓶に詰めた羊皮紙 最初から届く位置は決まっていた 優しさに込めるのは少しの打算 あと何回後悔したら幸せに辿り着けますか 金糸の髪を纏って空を舞う 傍にいるよ、ほら、手を伸ばして 何もないことが幸せならそんなものいらない 涙は弱さではないけれど強さでもないのよ あなたのハートをわけてください 今日だけ貴方の胸を貸してください |