言葉の綴り | ナノ


絶望がいまそこまで迫ろうとも私には抗う術はなかった

君の一歩後ろを歩くのは雨風を凌ぐためではなくその大きな背中が愛しいからである

日記帳に綴る恋心

出会ってしまったあの頃から

変わらない貴方、変わってしまった僕

我が儘な王子様の機嫌が急降下

君を抱きかかえるのにこの両腕では足りない

恋は人を孤独にさせる

自動販売機の下に落とした10円と

少年Aの苦悩





叫んでも叫んでも、届かない

掛け金はおれでどうだい?

野良猫にご注意を

とてつもなく長い3分間の戦い

きみに傾倒するゲームである

少しの生クリームを添えて

雪のように降り積もる願いを

これは誇張ではなく真実である

この手で守りきれるものはほんの僅かしかない

まるで鬼ごっこ、追いかける程離れて行く



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