狂喜を宿すその瞳、血を求め 遠い遠い昔の夢を見た 薔薇色のそれさえも愛しくて 貴方のイノチを預けてほしい きっと、もしも、必ずしも(希望的観測はもういらない) 泣きたいくらい幸せな夢さえも偽りでしかなくて 母は死に、友は死に、残ったものは光り輝く月でした すがるように掴んでは離し 思い出は優しいのなら早く過去にして 涙は渇れ果てたから(君の頬に雫が溢れた) リグレットメッセージ 羽を休める術がないのなら翼なんていらない 移ろう季節に貴方を重ね 銀色の月は眩しすぎて 抱き寄せた人成らざるもの 後ろを振り向かないのは貴方が背中を押してくれるから 今は愛しいあの音ですら雑音でしかない 儚いと知りながらも散り行く一片にそっと頬を寄せ 粛正と言う血塗られた正義 欠落した一部、補う術は無し |